JR上野駅公園口から
上野恩賜公園に入って鶯谷(右)方向へ10分ほど歩きます。
公園を歩くうち、徐々に近づいてくるのが正面入り口。ここから東京国立博物館(通称:トーハク)見学が始まります。
正門を入っ
JR上野駅公園口から
上野恩賜公園に入って鶯谷(右)方向へ10分ほど歩きます。
公園を歩くうち、徐々に近づいてくるのが正面入り口。ここから東京国立博物館(通称:トーハク)見学が始まります。
正門を入って池越しに眺められる大きな建物が本館。大きさばかりでなく、その美しいフォルムに目を見張らされます。
近代的な鉄筋コンクリートの建物の頂部に、和風瓦葺の屋根を載せた帝冠様式。和洋折衷ながらぐっと胸に迫るオリエンタルな趣きです。
1872年(明治5年)に創設された、日本で最も歴史の長い博物館。博物館の広大な敷地の中には、本館、表慶館、 東洋館、平成館、
法隆寺宝物館など5つの展示館と資料館があり、道を挟んだ場所には黒田記念館があります。
各所に収蔵されている国宝や重要文化財などは、合わせると12万件以上。そのうちの約3000件が常設展示となっています。
この常設展示、いわゆる総合文化展(常設展)が実は魅力の宝庫。メディアで話題をさらう特別展を目当てに訪れる一般客が多いのですが、常設展示を見逃すのはもったいない。
日本の伝統美術、工芸、歴史資料など、質、量ともに日本一のコレクションを誇っています。
またそれらが、週に1回展示替えされているので、毎週足を運んでも新しい出合いがあるのです。
ちなみに、総合文化展があるのは本館、平成館、東洋館、
法隆寺宝物館、黒田記念館。通常の観覧料のみで観られます。
本館と東洋館の1階にはミュージアムショップがあります。収蔵品をもとにデザインした絵はがき、文房具、Tシャツ、アクセサリーなど、博物館らしいオリジナルグッズが揃っています。
その他、テラス席のあるしゃれたレストランやシックなカフェなど、憩いの場が構内に4カ所あるので、一日たっぷり時間をかけて楽しめます。