東京都心部から南へ約1,000km、30余りの島々で構成された小笠原諸島にあり、東京都小笠原村の中心として役場などもあるのが父島(ちちじま)です。小笠原諸島はこれまでに大陸と陸続きになったことがなく、固有の
東京都心部から南へ約1,000km、30余りの島々で構成された小笠原諸島にあり、東京都小笠原村の中心として役場などもあるのが父島(ちちじま)です。小笠原諸島はこれまでに大陸と陸続きになったことがなく、固有の動植物が生息する独特な生態系を保有していることから世界自然遺産にも登録されています。
小笠原への行き方は、東京竹芝桟橋から父島の二見港まで運航するおがさわら丸で約24時間。なお、小笠原航路は週に1往復運航が基本のため、5泊6日の行程が必要です。
亜熱帯海洋性気候の島ならではのあたたかな風土と、ボニンブルーと呼ばれる青く澄んだ海、そして美しい星空が望める環境はとても魅力的です。
父島の周辺海域ではイルカを通年で見ることができ、シュノーケリングで間近に観察するドルフィンスイムが人気。またホエールウォッチング(最盛期は2~4月頃)も小笠原の海を楽しむポイントのひとつです。そのほかにも、ダイビング、戦跡ツアー、貴重な自然が残る美しい南島への上陸ツアーなど、体験できるアクティビティも豊富です。
なお、父島に宿泊施設は約60軒ありますが、収容人数も少なく、小笠原ではキャンプも禁止されているため、必ず事前に宿を予約してから訪れましょう。