伊豆諸島最大の島であり、本州で最も近い伊豆半島からは南東方約25kmに位置する。伊豆半島の石廊崎や三浦半島の剱崎と共に、相模灘(広義の意味での相模湾)の境界を形成する。面積は91.06km2。
伊豆諸島最大の島であり、本州で最も近い伊豆半島からは南東方約25kmに位置する。伊豆半島の石廊崎や三浦半島の剱崎と共に、相模灘(広義の意味での相模湾)の境界を形成する。面積は91.06km2。
伊豆・小笠原弧の火山島である。島は水深300〜400mほどの海底からそびえる火山の陸上部分であり、海底部分まで含めると1,000m程度の高さの火山となる。山頂部にはカルデラがあり、その中には中央火口丘の三原山がある。島の最高地点はこの三原山の標高758mの三原新山と呼ばれる高まりである。
側火山は確認できるものだけで800個以上存在し、北北西-南南東方向に多く分布するため、島はこの方向に伸びた形をしている。
2007年には日本の地質百選に選定され、2010年(平成22年)9月には「伊豆大島ジオパーク」が日本ジオパークに認定された。
また、火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山にも選定されている。