ノートルダム大聖堂
きらびやかな内装に心奪われる旧市街最大の観光ポイント
- ライター 花奈
最大の特徴は想像を絶するゴージャスな内部装飾。
青いライトに照らされた黄金の祭壇、濃い青色と金色の星で装飾された天井、赤、紫、銀色の装飾が施された柱など、この世のものとは思えない豪華さに驚かされます。
きらびやかさのなかにある厳粛な雰囲気は、他の教会では感じることができない独特な魅力なので、ぜひ、訪れてほしいです。
壁一面を占める巨大なパイプオルガンは7,000本のパイプで構成されていて、最大のパイプの長さは約10mもあります。
陽光に輝く美しいステンドグラスは、1929年の100周年記念に取り付けられたもので、ケベック州のアーティストにより、モントリオールの街の成り立ちが描かれています。
ダルム広場を見下ろすようにそびえる2本の鐘楼もノートルダム聖堂の大きな特徴です。
設計を担当したのは、ニューヨークのプロテスタント建築家ジェームズ・オドネルで、パリのノートルダム大聖堂とサン・シュルベス教会から着想を得たといわれています。
1824年に建設が始まり1829年に完成したのですが、そのとき鐘楼はどちらも未完成。西側の鐘楼は1841年に、東側の鐘楼は1843年にそれぞれ完成しました。
オドネルはこの鐘楼を目にすることなく、カトリックに改宗した後1830年に亡くなり、現在は大聖堂の地下で眠っています。
音響効果が優れた大聖堂では、オルガンコンサートをはじめ、さまざまなコンサートやパフォーマンスを楽しむこともできます。
また1994年12月17日、セリーヌ・ディオンはここで結婚式を挙げたことでも有名です。
聖堂内では夜間に「オーラAURA」というデジタルアートショーもあります。
魅惑的な光に包まれた聖堂にダイナミックな音楽が響き渡る感動的なイリュージョンです。
「オーラAURA」のスケジュールや料金については公式サイトでご確認ください。
ノートルダム大聖堂へは地下鉄Place-d'Armes駅から徒歩約5分、ジャックカルティエ広場から徒歩約7分です。
ノートルダム大聖堂の基本情報
- 住所
- アクセス地下鉄Place-d'Armes駅から徒歩約5分
ジャックカルティエ広場から徒歩約7分 - 電話番号
- 営業時間[月-金]9:00-16:30、[土]9:00-16:00、[日]12:30-16:00
- 予算昼間入場料(大人) 16カナダドル [約1,663円]、(6-16歳) 10カナダドル [約1,039円]、(5歳以下) 無料
- 公式サイト
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