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アテネのおすすめレストラン14選!絶対に食べたいギリシャグルメ人気店

  • 更新日 2025年03月19日 |閲覧数: 32,544
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  • まとめ記事作成 トラベルコ事務局

ギリシャ・アテネのおさえておくべき人気レストラン・グルメをご紹介!海、山の幸をふんだんに使った郷土料理が味わえるタベルナやアクロポリスの丘を一望できる絶景レストランなど、アテネを知り尽くしたプロのクチコミを元に、厳選したグルメ情報をまとめました。

本サイトに記載のデータは取材時点のものです。
ウイルス感染症対策には十分ご注意いただき、旅行の際には現地の最新状況を各公式サイト等で事前にご確認ください。
また、海外渡航についても渡航先の政府や公的機関、および日本の外務省が発表する最新情報を必ずご確認ください。

目次

リソス

接客のプロと極上の料理が、ワンランク上のアテネの夜を演出

地下鉄のモナスティラキ駅を出て、左手に7分ほど歩いたプシリ地区で創業23年の老舗、リソス。こちらは前菜、主菜、デザートで構成される “タベルナ”タイプのレストランです。
「写真撮ってもいい?」と訊くと、「じゃ、まず俺を撮ってくれ」とポーズをとるウェイター長のコスタス氏。こういうちょっとした気配りやジョークが旅の楽しさを増幅してくれるんです
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地下鉄のモナスティラキ駅を出て、左手に7分ほど歩いたプシリ地区で創業23年の老舗、リソス。こちらは前菜、主菜、デザートで構成される “タベルナ”タイプのレストランです。

「写真撮ってもいい?」と訊くと、「じゃ、まず俺を撮ってくれ」とポーズをとるウェイター長のコスタス氏。こういうちょっとした気配りやジョークが旅の楽しさを増幅してくれるんですね。

ちなみに、氏は日本語のセミナーに参加したことがあるそうで、「お会計」など、片言の日本語を話します。

もうひとつ素晴らしいと思ったのが、「カバンは通路の反対側に置いてください」という気配り。そして、物売りを近寄せないという対応。アテネでこれをやってくれる店は、他に記憶がないですね。

さて、肝心の料理ですが、まず店名を冠した「リソスサラダ」(8.5ユーロ)。レタス、ホウレンソウ、ルッコラ、チェリートマト、生ハム、ヘーゼルナッツ、松の実、干しイチジクをミックスし、ゴマを振りかけた贅沢な一品。2〜3人で分け合うのに充分なボリュームです。

「ムール貝のタラゴンソース」(7.8ユーロ)は、ムール貝をウーゾで蒸してマスタードとタラゴン(そしておそらくフレッシュクリーム)で和えた料理。クリーミーで濃厚な味わいがワインやパンに合います。

さらに、筆者のハート(と胃袋)をわしづかみにしたのが「シーフードユベチ」(13.2ユーロ)。“ユベチ”(オルゾー)はお米型のパスタで、ギリシャでは煮込み料理によく使われます。リソスのユベチは、ムール貝と大ぶりのエビ、そしてイカ墨で炊き上げた逸品。これがやたらに美味しくて、フォークが止まりませんでした。

この3品で2人ともお腹いっぱい。最後に店側のサービスでフルーツが出て、大満足の夕食。周辺には素敵なカフェやバーが多数あるので、アテネの夜を心行くまで満喫できます。

アルコールはビールやワインのほか、ウーゾまで豊富に取り揃えています。クレジットカードの利用可。

おすすめメニュー

  • シーフードユベチ 13.20ユーロ(約2,139円) お米型パスタにイカ墨が絡んで、これぞエーゲ海の味
    シーフードユベチ(オルゾー)

リソスの基本情報

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ファイブフィー

フレンドリーで、活気に満ちていて、美味しくて、爆安の定食屋さん

地下鉄エバンゲリスモス駅から、リカベトスの丘とは反対側へ歩いて7〜10分。ヒルトン・ホテルの裏手、カラバリホテルの向かい側に位置する「5F」は、創業1967年の老舗。
日本の定食屋に相当する “イノ・マギリオン”と呼ばれる食事処で、毎日30種類の総菜を調理し、1日400食を完売します。メニューはその日の朝にFacebookページにアップさ
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地下鉄エバンゲリスモス駅から、リカベトスの丘とは反対側へ歩いて7〜10分。ヒルトン・ホテルの裏手、カラバリホテルの向かい側に位置する「5F」は、創業1967年の老舗。

日本の定食屋に相当する “イノ・マギリオン”と呼ばれる食事処で、毎日30種類の総菜を調理し、1日400食を完売します。メニューはその日の朝にFacebookページにアップされますが、残念ながらギリシャ語。にもかかわらず、客の6〜7割が外国人という超人気店です。

営業時間が11:30〜19:30とあったので、ちょっと早めの夕食にと17時頃入店したのですが、店内はほぼ満席で熱気がムンムン。

オーナーのコスタス氏がやってきて、「ごめんね、今日はもう9割がた売れちゃって。焼き魚が残ってるから、それと、後は残り物を見繕ってのお任せになっちゃうけど、いいかな?」

「もちろん」と答えると、まず、名刺代わりにグリーク・サラダがどんと出てきます。これ、店側のサービス。

続いて、ムール貝の“クリサロット”(お米型のパスタ―オルゾー)、ハンバーグ、ユベチ(ポークとオルゾーをトマトソースで炊き込んだ料理)、“スパナコピタ”(ホウレンソウのパイ)。

“サルゴス”と呼ばれるタイ科の白身魚は、炭火でじっくり焼き上げて中骨を抜いてあります。

さらに、セモリナ粉をハチミツで練ってシナモンを振った伝統スイーツ“ハルバ”と続き、これに白ワイン(200ml)が付いて18ユーロはあり得ない値段。普通のタベルナなら、焼き魚だけで20~30ユーロはします。

どの料理も本格的で美味しかったですが、おすすめはやはり魚料理。あのクオリティをあの値段で食べさせてくれる店は、他にはありません。

若いスタッフは全員英語を話し、笑顔を絶やさず、フレンドリー。一人旅なら毎日通いたくなる素敵なお店です。クレジットカードの利用可。

ファイブフィーの基本情報

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フェイルーズ

本格的なトルコ料理が格安で食べられるお店

モナスティラキとオモニャをつなぐアシナス通り。その一本裏手に位置する遊歩道、エオルー通りは、近年ストリートフードのメッカとして発展。国際色豊かな食事が格安に楽しめるとあっ
て、若者の間で人気を集めています。 フェイルーズは、モナスティラキ駅からは徒歩で5分ほど。エオルー通りから少し入ったところにあり、正午の開店と同時に客が押し寄せるほど
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モナスティラキとオモニャをつなぐアシナス通り。その一本裏手に位置する遊歩道、エオルー通りは、近年ストリートフードのメッカとして発展。国際色豊かな食事が格安に楽しめるとあって、若者の間で人気を集めています。

フェイルーズは、モナスティラキ駅からは徒歩で5分ほど。エオルー通りから少し入ったところにあり、正午の開店と同時に客が押し寄せるほどの人気店。ラフマジュンやペイニーリー、ドライカレーなどのメニューを取り揃え、店の佇まいからは想像できないほど本格的な中東(トルコ)料理店です。

ラフマジュン(3.3ユーロ)は、薄いパイ生地をオーブンで焼き、ヨーグルトソースと細切りの野菜を乗せて包んだラップサンドイッチで、生地には、パストゥルマ(調味した牛肉)とゴマ、野菜ペーストを塗ったものの3種類があります。

ペイニーリー(3〜3.2ユーロ)は、パイ生地のボートにチーズや肉、野菜を盛って焼いた料理。

このほか、バスマティ米にローストチキンとひよこ豆を加え、シナモンとカレー粉で調味したボスポラスライスなど、メニューも充実。いずれも、軽食としては充分な量です。

飲み物は、ソフトドリンクが1.2ユーロ、ビールが1.5ユーロ。
店内にカウンター席が7席、店の外にはベンチが2つ用意されています。
クレジットカードの利用可。

おすすめメニュー

  • ラフマジュン 3.30ユーロ(約535円) 薄いパイ生地をオーブンで焼き、ヨーグルトソースと細切りの野菜を乗せて包んだラップサンドイッチ。
    焼いた生地にヨーグルトソースを乗せる

フェイルーズの基本情報

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カラマンリディカ・トゥ・ファニ

パストゥルマ、パストゥルマ、パストゥルマ

中央市場の周辺には昔ながらのディープな店が残っていますが、カラマンリディカもその1つ。 デリショップが経営するレストランで、お目当てはなんと言ってもパストゥルマ。牛
肉を塩と唐辛子に漬け込んだ戦士の保存食で、その起源は古くビザンチン帝国時代まで遡ります。 店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、ソーセージやガーリックを吊り下げた販
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中央市場の周辺には昔ながらのディープな店が残っていますが、カラマンリディカもその1つ。

デリショップが経営するレストランで、お目当てはなんと言ってもパストゥルマ。牛肉を塩と唐辛子に漬け込んだ戦士の保存食で、その起源は古くビザンチン帝国時代まで遡ります。

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、ソーセージやガーリックを吊り下げた販売ブース。そのブースを囲むようにテーブルが配置されていて、すでに満席。こりゃ、待たされそうだなと思いきや、店の裏手にテーブルがズラリと並んでおりすんなり着席できました。

料理を選んでいる間に運ばれてくるのが、パンとハム。「これがパストゥルマ?」と聞くと、「ノー、パストラミ」。

続いて、ミックスグリーンサラダのピリ辛ハム添え(7.5ユーロ)。イタリアのパストラミからスペインのチョリソーへ、辛いハムの食べ比べをしているみたいです。

そして、ようやく真打ち登場。「サガナキ・カラマンリディコ」(6.5ユーロ)はパストゥルマを細かく刻んでスジュックチーズ、トマトと一緒に卵でとじた料理。うーん、これだとちょっと分かりづらいかも。

で、もう一品。「パストゥルマの包み揚げ、ヨーグルトソース」(5.5ユーロ)。なるほど、かなり塩味が効いています。それと、唐辛子独特の香り。これ、好き嫌いが分かれそう。この香りに慣れれば、酒のつまみにはもってこいかもしれません。

肉、肉と続いたので、最後にギリシャ北部産のウナギのスモーク(8ユーロ)で締めました。このウナギは高級品で、この値段で食べさせてくれる店はそうはないでしょう。

パストゥルマを手放しで絶賛するにはもう少し時間がかかりそうですが、デリショップならではのオリジナルメニューを格安で提供してくれる大満足の店です。

ハウスワイン白(2.5ユーロ)に始まり、国産ワイン各種。国産ビール、ウーゾ、チプロなど豊富に取り揃えています。
英語のメニューあり。クレジットカードの利用可。

おすすめメニュー

  • サガナキ・カラマンリディコ 6.50ユーロ(約1,053円) パストゥルマを細かく刻んでスジュックチーズ、トマトと一緒に卵でとじた料理。
    サガナキ・カラマンリディコ
  • パストゥルマの包み揚げ、ヨーグルトソース 5.50ユーロ(約891円) 酒のつまみにはもってこい。かなり塩味が効いており、唐辛子独特の香りもします。
    パストゥルマの包み揚げ

カラマンリディカ・トゥ・ファニの基本情報

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フレスコ ヨーグルトバー(ティシオ店)

遺跡観光の合間に楽しむグリークヨーグルト。これぞ、ギリシャの伝統スイーツ

濃厚な味わいとこってりした食感で、すでに日本でも人気が定着しているグリークヨーグルト。このヨーグルトに各種のフルーツをトッピングして販売しているのが、フレスコヨーグルトバ
ーです。 アクロポリス周辺に2店ありますので、遺跡観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。1店は地下鉄アクロポリス駅からディオニシウ・アレオパギトゥ通りをゼウス神殿
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濃厚な味わいとこってりした食感で、すでに日本でも人気が定着しているグリークヨーグルト。このヨーグルトに各種のフルーツをトッピングして販売しているのが、フレスコヨーグルトバーです。

アクロポリス周辺に2店ありますので、遺跡観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。1店は地下鉄アクロポリス駅からディオニシウ・アレオパギトゥ通りをゼウス神殿方向へ2分ほど歩いた右手。
もう1店はアクロポリスと古代アゴラを繋ぐ遊歩道アポストル・パブルー通り沿いにあり、ISAP線のティシオ駅から歩いて3分ほどです。

ここでご紹介するのはティシオ店ですが、遺跡観光の途中にあって、どことなく峠の茶屋といった趣。

カウンターの可愛い女の子に「どれが売れ筋?」と聞くと、「こちらですね」と指さしたのが、伝統ヨーグルトに松のハチミツとクルミのトッピング。

スプーンを差し込むと、クルミの下に砕いたクッキーが敷かれていて、これが絶妙のアクセントに。松のハチミツもクセがなく、素材の美味しさを引き立ててくれます。サイズはスモール(2.8〜3.2ユーロ)、ミディアム(4.0〜4.4ユーロ)、ラージ(5.2〜5.6ユーロ)の3種類。

柑橘系やイチジク、グレープ、イチゴなどのフルーツを甘く煮込んだ“スプーンスイーツ” (各0.4ユーロ)と呼ばれるトッピングもあり、このスプーンスイーツと組み合わせたヨーグルトスムージー(4.5〜)もおすすめです。

このほか、伝統的なチーズパイやクルーリなどの軽食、ジェラートも豊富に取り揃えています。アルコール類なし。クレジットカードの利用可。

おすすめメニュー

  • ヨーグルト(松のハチミツとクルミのトッピング) 2.80ユーロ(約454円) スプーンを差し込むと、クルミの下に砕いたクッキーが敷かれていてこれが絶妙のアクセントに。松のハチミツもクセがなく、素材の美味しさを引き立ててくれます。
    ハチミツとクルミをトッピングした伝統的なヨーグルトの食べ方

フレスコ ヨーグルトバー(ティシオ店)の基本情報

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タナシス

ギリシャのファーストフード、スブラキの名店

タナシスは、モナスティラキ広場前にあるスブラキ(炭火焼料理)の名店。 スブラキは、一口大に切り分けた肉を串に刺して焼くギリシャの伝統的国民食ですが、おそらくインド料
理のシークカバーブがトルコへ渡り、オスマン帝国時代にギリシャやバルカン半島一帯に普及したものでしょう。 ただし、トルコのシシカバブー(ケバブ)が羊肉なのに対し、ギリシ
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タナシスは、モナスティラキ広場前にあるスブラキ(炭火焼料理)の名店。

スブラキは、一口大に切り分けた肉を串に刺して焼くギリシャの伝統的国民食ですが、おそらくインド料理のシークカバーブがトルコへ渡り、オスマン帝国時代にギリシャやバルカン半島一帯に普及したものでしょう。

ただし、トルコのシシカバブー(ケバブ)が羊肉なのに対し、ギリシャのスブラキは鶏肉や豚肉が主原料。これを串に刺して炭火で炙りながら塩とオレガノを振り、レモンを絞ります。

タナシスのスブラキは金串を刺して焼き、サーブする前に串を抜いてピタブレッド、トマトとオニオンのサラダ、フライドポテトと共に提供します(10.5ユーロ)。

これが伝統的なスブラキですが、最近では竹串に刺して焼き、串のまま提供する店が増えました。こちらは“カラマキ”と言います。

そのほかの炭火焼き料理には、ひき肉を小振りのハンバーグ状にして焼く“ビフテキャ”、ヒオス島のマステロチーズやキプロス産のハルミチーズを焼いた“焼きチーズ”などがあります。

おすすめメニュー

  • スブラキ 10.50ユーロ(約1,702円) 金串を刺して焼き、サーブする前に串を抜いてピタブレッド、トマトとオニオンのサラダ、フライドポテトと共に提供します。
    スブラキ

タナシスの基本情報

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アマ・ラーヒ

海外特派員の投票で「死ぬまでに食べたい世界の名店31店」 に選ばれた実力派。美味しい料理はどれもリーズナブル

家族やグループで時間をかけてゆったりと食事をしたい時におすすめなのが、エクサーヒャ地区にあるこのお店。元小学校の校舎や校庭を改装した内部は広々としており、隣のテーブルを気
にせず、料理と会話を心ゆくまで楽しむことができます。 実はこのお店、2016年に海外特派員の投票で「死ぬまでに食べたい世界の名店31店」 (31 Places Aroun
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家族やグループで時間をかけてゆったりと食事をしたい時におすすめなのが、エクサーヒャ地区にあるこのお店。元小学校の校舎や校庭を改装した内部は広々としており、隣のテーブルを気にせず、料理と会話を心ゆくまで楽しむことができます。

実はこのお店、2016年に海外特派員の投票で「死ぬまでに食べたい世界の名店31店」 (31 Places Around The World You Should Eat At Before You Die) に選ばれた実力派。伝統的なギリシャ料理にひとひねり加えた料理はどれも美味しく、しかもリーズナブル。

こちらは、“メゼ”と呼ばれる料理を皆で取り分けていただく業態“メゼドポリオ”で、メニューには魅力的なメゼがずらりと並びます。4人で5〜6皿注文すれば、充分過ぎる分量です。

筆者のお気に入りは、なんと言ってもポークリブとエビの“クリサロット”。
自家製バーベキューソースに漬け込んで遠火でじっくり焼き上げたポークリブ(11.2ユーロ)は、香ばしく肉はホロホロです。
一方、クリサロット(11.5ユーロ)はお米型のショートパスタ(オルゾー)で、エビとサフラン、シトラスバターで炊き上げたリゾット風の逸品です。

アラカルトでギリシャ各地の特産チーズを試すことができるのも魅力のひとつ。クレタ産の“グラビエラ”はいわゆるグリエールチーズ、クサンシ産の“カセリ”はイエローチーズで羊乳の独特な香りがあります(各5〜6ユーロ)。

飲み物は、国産ビールや伝統的なサーバーに入ったハウスワイン(7ユーロ)が人気です。

最も混む時間帯は22時~24時で、それ以前なら予約なしでも大丈夫。

中心部から少し離れたエクサーヒャ地区にあり、地下鉄のオモニャ駅から15分ほど歩くので、国立考古学博物館を訪れた際に立ち寄るか、タクシーの利用をおすすめします。

おすすめメニュー

  • ポークリブ 11.20ユーロ(約1,815円) 自家製バーベキューソースに漬け込んで遠火でじっくり焼き上げたポークリブは、香ばしく肉はホロホロです。
    香ばしいポークリブ

アマ・ラーヒの基本情報

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クリノス

ノスタルジックなムードがあふれる伝統スイーツ店

中央市場の真裏に位置するクリノスは、伝統スイーツ「ルクマデス」の専門店。アシナス通りと並行するエオルー通り沿いにあり、地下鉄モナスティラキ駅とオモニャ駅の中ほど、どちらか
ら歩いても6〜7分の距離です。 店名の ルクマデス (またはロクマ)は中東由来のスイーツで、その歴史は古く13世紀には既に食されていたという記録があります。主流はピンポン
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中央市場の真裏に位置するクリノスは、伝統スイーツ「ルクマデス」の専門店。アシナス通りと並行するエオルー通り沿いにあり、地下鉄モナスティラキ駅とオモニャ駅の中ほど、どちらから歩いても6〜7分の距離です。

店名の ルクマデス (またはロクマ)は中東由来のスイーツで、その歴史は古く13世紀には既に食されていたという記録があります。主流はピンポン玉形ですが、クリノスのルクマデスは小ぶりのドーナッツ形。

いわゆるドーナッツとの違いは、高温で揚げているため表面がパリッとしていて中がスカスカなので、お腹にもたれないこと。甘党ならいくらでも食べられます。

店舗正面の右手にサンドイッチやパイを販売する窓口がありますが、お目当てはルクマデスなので店内へ。ひと昔前のカフェニオン(伝統的なギリシャスタイルのカフェ)を彷彿させるインテリアのせいか、往年の若者たちの姿が目立ちます。

店内はセルフサービスで、売り場のお姉さんが「そこのトレーを取って」と英語で説明してくれます。

メニューを訳すと
シロップをかける(3.5 ユーロ)、シロップをかけてクルミをトッピング(3.9 ユーロ)、ヘーゼルナッツ クリームをかける(4.1ユーロ)、シロップをかけてアイスクリームを添える(4.3ユーロ)、ヘーゼルナッツ クリームをかけてアイスクリームを添える(4.9ユーロ)。

そのほか、チーズパイやホウレンソウパイなどもあります。飲み物は、ソフトドリンクが1.2ユーロ、ビールが1.5ユーロ。

ちょっとノスタルジックなムードに浸りながら、伝統のスイーツがいただけるお店です。クレジットカードの利用可。

おすすめメニュー

  • ルクマデス 3.50ユーロ(約567円) 表面がパリッとしていて中が軽く、お腹にもたれない伝統スイーツ。トッピング等のオプションにより値段は異なり、シロップをかけると3.5 ユーロ。
    ギリシャの伝統スイーツ、ルクマデス

クリノスの基本情報

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ジジカス・ケ・メルミガス

ヘルシー志向の方に絶対お奨め!アテネっ子に愛されるお店

エルム通りのお隣、大聖堂のあるミトロポリオス通りに面したヌーベルグリークのタベルナ。地下鉄シンタグマ駅から徒歩5分。モナスティラキやプラカへも歩いてすぐなので、市内観光や
買い物のついでに立ち寄ることができます。 やたらと長い店名は「蝉と蟻」という意味で、「ギリシャ各地の新鮮な素材を、廉価に提供する」というのがコンセプト。したがって、コ
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エルム通りのお隣、大聖堂のあるミトロポリオス通りに面したヌーベルグリークのタベルナ。地下鉄シンタグマ駅から徒歩5分。モナスティラキやプラカへも歩いてすぐなので、市内観光や買い物のついでに立ち寄ることができます。

やたらと長い店名は「蝉と蟻」という意味で、「ギリシャ各地の新鮮な素材を、廉価に提供する」というのがコンセプト。したがって、コテコテのギリシャ料理をお望みの方にはやや物足りないかも知れませんが、ヘルシー志向の皆さんには絶対お奨めのお店です。

テーブルにつくとまず、水と食前酒が運ばれてきます。この食前酒は“チクリヤ”という、ワインを絞った後の残留物を蒸留して作る焼酎。チプロやラキ、ウーゾと同じギリシャの大衆酒です。

ジジカ・サラダは、キュウリ、トマト、パプリカ、レタス、キャベツ、ニンジンをマスタードドレッシングで和え、“マヌーリ”という生チーズを添えています。マヌーリは、フェタと同じゴートチーズですが、独特の臭みや塩味がほとんどなく、固形のミルクといった味わい。

メインディッシュは肉良し、魚良し。高級な食材は使用していませんが、素材を厳選し、調理法を一ひねりして今風にアレンジしています。

たとえば、ギリシャのイカの食べ方は、ワタを抜いて焼くか、輪切りにしてフライにするかですが、この店では焼いたものを切り分けて、オリジナルのソースで味付ています。
さらに、添えられているのはマッシュポテトならぬファーバ。ファーバは茹で潰したマメに刻みタマネギを散らし、レモン汁を振りかけた一品料理で、他の店では別注文となります。

そのあたりのお得感が、アテネっ子に愛されている秘密かもしれません。

料金は前菜が8~10ユーロ、メインディッシュが9~14ユーロ、パンとドリンクを付けても40ユーロでお釣りが来ます。

ジジカス・ケ・メルミガスの基本情報

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プサラス

1898年創業の老舗の階段レストラン

“アクロポリスの喉元”に並ぶプラカの階段レストランは、観光客に大人気のスポット。その最上段に位置しているのが、創業117年の老舗、プサラスです。 店名の“プサラス”
はギリシャ語で「漁師」という意味。きっと創業当時は坂料理の店だったんでしょうね。現在は、どちらかと言えば肉料理が主流ですが。 魅力は、何と言っても旧市街を見下ろす夜景
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“アクロポリスの喉元”に並ぶプラカの階段レストランは、観光客に大人気のスポット。その最上段に位置しているのが、創業117年の老舗、プサラスです。

店名の“プサラス”はギリシャ語で「漁師」という意味。きっと創業当時は坂料理の店だったんでしょうね。現在は、どちらかと言えば肉料理が主流ですが。

魅力は、何と言っても旧市街を見下ろす夜景。また、周辺に3つの建物を擁し、階段やルーフガーデンにもテーブルを並べているので、予約なしに行ってもたいてい空席が見つかるのも助かります。

ムサカ(7.5ユーロ)、スズカキャ(9.5ユーロ)、雄鶏のスブラキ(10.5ユーロ)、パスティチオ(12ユーロ)などの定番ギリシャ料理のほか、イカのワイン蒸し、ハンバーガーやステーキ、ラムチョップ、パスタ、リゾットまで豊富なメニュー。

パスティチオは、パスタを使ったムサカと言いましょうか。茹で上げたマカロニにチーズ、ミートソース、チーズ、ベシャメルソースを積み上げて、オーブンで焼いた料理です。

前菜とメインディッシュを各2品、それにハウスワインをカラフでとって、1人あたり25ユーロほど。食後に店側のサービスで、フルーツなどのデザートが出てきます。

地下鉄アクロポリ駅から歩いて10数分。プラカのショッピング通りをしばらく歩いてから、左手のアクロポリスを目指してひたすら上っていくと見つかります。

おすすめメニュー

  • パスティチオ 5ユーロ(約810円) パスタを使ったムサカと言いましょうか。茹で上げたマカロニにチーズ、ミートソース、チーズ、ベシャメルソースを積み上げて、オーブンで焼いた料理です。
    料理

プサラスの基本情報

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オリゾンテス リカヴィトウ

アテネの最高峰、リカヴィトスの丘に建つ絶景レストラン

アテネの最高峰、リカヴィトスの丘に建つ絶景レストラン ケーブルカーの改札を出て左手の階段を登り、登りきったところで今度は右手の短い階段を下りる。そこがオリゾンテスのカフ
ェです。レストランはカフェを入ってすぐ右手の通路を進んだところにあります。ちょっとした迷路ですね。 レストランは海側(アクロポリス側)を望み、窓(夏季はベランダ)からアテ
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アテネの最高峰、リカヴィトスの丘に建つ絶景レストラン

ケーブルカーの改札を出て左手の階段を登り、登りきったところで今度は右手の短い階段を下りる。そこがオリゾンテスのカフェです。レストランはカフェを入ってすぐ右手の通路を進んだところにあります。ちょっとした迷路ですね。

レストランは海側(アクロポリス側)を望み、窓(夏季はベランダ)からアテネ中心部の全景とアクロポリス、そしてその後方にサロニコス湾まで見晴らすことができます。

さて、料理の方ですが、うーん、困ったな。率直に言うと、今回紹介したレストランではトップクラスに高い店です。前菜+メインディッシュ+デザートにワインを付けると、2人で軽く80ユーロを超えますが、味とサービスはこの料金に伴っていません。

したがって、ここで食事をされる場合は、あくまで景観がメインということで、料理そのものにはあまり期待しないようお願いします。100万ドルの夜景と呼ぶに相応しい見事な景色ですけどね。

オリゾンテス リカヴィトウの基本情報

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ブレトス

プラカ地区で一番有名なバー

場所柄かなりツーリスティックではありますが、チェックしておきたいお店のひとつ。 このお店の人気の秘密は、自家製のウゾやブランデー、さまざまなフレーバーのリキュール類の豊
富さももちろんですが、昔から変わらない素敵な内装にあります。 通りからも目を惹くのが、バーカウンターの後ろの壁いっぱいに並んだカラフルなボトルたち。酒飲みでなくとも、
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場所柄かなりツーリスティックではありますが、チェックしておきたいお店のひとつ。
このお店の人気の秘密は、自家製のウゾやブランデー、さまざまなフレーバーのリキュール類の豊富さももちろんですが、昔から変わらない素敵な内装にあります。

通りからも目を惹くのが、バーカウンターの後ろの壁いっぱいに並んだカラフルなボトルたち。酒飲みでなくとも、思わずフラッと入りたくなります。
入って右手には、ウゾやブランデーの入った大きな樽がズラリと並び、こちらも壮観です。

ギリシャ人の渋いおじさんを真似て、ウゾ(グラス3.5~5ユーロ)や蒸留酒を軽くひっかけていくもよし、綺麗な色のリキュール(ショット2.5~3ユーロ、グラス4.5~5ユーロ)を愛でながら、ゆっくり飲むのもいいです。リキュールを飲むなら、北ギリシャの特産フルーツ「クラナ」、ペロポネソス半島アハイア名物「テンドゥーラ」(シナモン&クローブの香り)など、ギリシャらしいものがおすすめ。カクテル(7~12ユーロ)は、マスティックリキュールやウゾなどギリシャ独特のお酒を使ったものやギリシャ神話の神の名前がついたものなどあり、興味をそそられます。

酒類は小さなボトルのもあり、お土産に最適。お店のロゴが入ったグッズも販売していますよ。

ブレトスの基本情報

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オ・コスタス

スブラキ・ピタを食べるならここ!

アテネ中心地に2軒ある、有名な「コスタスのスブラキ屋」のうちのひとつ。どちらのコスタスが好み?というのはアテネのスブラキ好きの間でよく話題になります。 ミトロポレオ
ス通りの脇にあるこちらのコスタスは、脂身のないあっさりしたスブラキにこだわりがあります。熱々焼きたてのスブラキとピタパンに、ひんやり冷たいヨーグルトと野菜のコンビネーション
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アテネ中心地に2軒ある、有名な「コスタスのスブラキ屋」のうちのひとつ。どちらのコスタスが好み?というのはアテネのスブラキ好きの間でよく話題になります。

ミトロポレオス通りの脇にあるこちらのコスタスは、脂身のないあっさりしたスブラキにこだわりがあります。熱々焼きたてのスブラキとピタパンに、ひんやり冷たいヨーグルトと野菜のコンビネーションが絶妙。一般的なスブラキと違うもうひとつの特徴は、ジャジキ(ギリシャヨーグルトとキュウリのニンニク風味ディップ)ではなく、プレーンのギリシャヨーグルトを使っているということ。そしてパセリもたっぷり入っています。
軽いけれど、決して物足りなくない完成されたスブラキ・ピタと言えるでしょう。

人気の店なので、昼過ぎには行列ができていることが多いです。閉店時間は一応午後3時ごろなのですが、その日に仕込んだスブラキが売り切れたら終了。電話で取り置きを頼んでおくという常連も多いです。

メニューはスブラキとビフテキ(ギリシャ風ハンバーグ)のみ。ピタで巻いてない状態(1.8ユーロ)で買うこともできるけれど、ここのスブラキのおいしさはピタパンや副材料とのコンビネーションにあると思うので、スブラキ・ピタ(2.20ユーロ)が断然おすすめ。座席は店内カウンターに数席と、外のベンチのみで、混んでいる時は立ち食いになります。

おすすめメニュー

  • スブラキ・ピタ 2.20ユーロ(約357円) ピタパンやサンドされた材料とのコンビネーションが抜群の美味しさ
    スブラキ・ピタ

オ・コスタスの基本情報

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イ・クリティ

アテネの中心部で美味しい魚が食べたくなったらここ、イ・クリティ

アテネの中心部で、美味い魚料理をガッツリ食べたいときに訪れるのがこのお店。店名どおり、もともとはクレタ料理の専門店として開店したのですが、その後、旬の食材を提供する現在の
スタイルに。 エクサーヒャ地区の端にあり、オモニャ駅から徒歩で5〜6分程度。カニゴス広場に面したビルの、 “アーケード”と呼ばれる通路の奥まったところにあります。
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アテネの中心部で、美味い魚料理をガッツリ食べたいときに訪れるのがこのお店。店名どおり、もともとはクレタ料理の専門店として開店したのですが、その後、旬の食材を提供する現在のスタイルに。

エクサーヒャ地区の端にあり、オモニャ駅から徒歩で5〜6分程度。カニゴス広場に面したビルの、 “アーケード”と呼ばれる通路の奥まったところにあります。

店内は意外と広く、通路を挟んで左側が喫煙席、右側が禁煙席、さらに通路にもテーブルを並べているので、通常なら予約なしでもテーブルが見つかります。

おすすめ料理はなんと言っても旬の魚。紋甲イカとホウレンソウの煮物や、じっくりと煮込んだタコ料理はエーゲ海の香りがいっぱい(各12ユーロ)。

面白かったのが、大ぶりなアサリの生食(12ユーロ)。殻を閉じたままの生貝が皿に盛られて出され、はて、これをどうしろと?
「そのレモンを回しかけるんだよ」

言われたとおりレモンを絞ってかけると、一瞬、数ミリほど貝が開きます。その隙間にナイフを差し込んでこじ開けるという寸法。コツをつかむまでに少し時間がかかりますが、これもまたギリシャ旅行の醍醐味。是非チャレンジしてみてください。

イ・クリティはまた、シミ島産小エビのフライ(14ユーロ)を提供する数少ない店のひとつです。ハウスワイン(白)も美味しく、ハーフカラフで4ユーロと激安。

このほか肉料理も充実していますが、筆者にとっては「美味しい魚をいただく店」ですね。

食事の最後に店側のサービスで、デザートが出ます。
営業時間は12〜24時。クレジットカード利用可。

おすすめメニュー

  • 紋甲イカとホウレンソウの煮物 12ユーロ(約1,945円) 特におすすめは旬の魚を使った料理。テーブルに登場した途端、エーゲ海の香りがいっぱいに広がります。
    紋甲イカとホウレンソウの煮物

イ・クリティの基本情報

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並んででも食べたい名店がいっぱいのアテネ。トラベルコがまとめるアテネのレストラン・グルメ情報をお届けしました。次の旅行の参考に、充実した旅の思い出を作ってくださいね。