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海外旅行の両替は、どこでするのがお得なの?

  • 更新日 2024年07月10日 |閲覧数: 38,418
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海外旅行の両替は、どこでするのがお得なの?
画像提供:PIXTA
  • まとめ記事作成 トラベルコ事務局

海外では近年、キャッシュレス決済がかなり普及していますが、クレジットカードが使用できない場所もまだまだあります。海外旅行では、たとえ少額でも現地通貨を持っていくといいでしょう。そこでこの記事では、現地通貨はいつどこで手に入れるのがお得なのか、両替のポイントについて解説していきます。

※調査日時点の情報です。当サイトに掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容について保証をするものではありません。最新の情報については、各機関の公式サイト等でご確認ください

目次

ユーロやドルなどは日本国内で。それ以外は通常、現地での両替がお得です

先進国を中心に、キャッシュレス決済の普及がかなり進んでいる昨今。ですが「ホテルや飲食店等でのチップ」や「屋台や市場のような小さなお店」など、現金しか使えない場面もまだまだたくさんあります。そのため海外旅行では、必要最低限の現地通貨を持って行った方がいいでしょう。

となると気になるのが、現地通貨への両替は日本でするか、現地でするかという点。一般的に、ユーロやドルなどの流通量の多い通貨は日本で両替をしたほうがお得で、それ以外の通貨は現地での両替がお得といわれています。

まず、重要なのは両替レート(※)。さらに事業者(両替所)によっては、両替1回ごとに両替手数料が加算されます(手数料無料の両替所もあります)。

  • 為替相場の交換比率(為替レート)に、「日本円→米ドル」のように国が異なる通貨の両替計算に用いられる為替手数料を上乗せしたもの

つまり、よりお得に両替するには、
・為替レートがよいタイミングで両替するか
・両替手数料の安い両替所で両替するか
の二択となるのですが、政治や経済、社会情勢によって変化する為替レートは予測困難なため、両替手数料が安い両替所を探す方が現実的という訳です。

以上の大枠を知ったところで、海外の主な国・地域の両替事情を見てみましょう。トラベルコスタッフの調査による「両替レートお得指数」も参考にしてみてくださいね。

(☆☆☆:レートが良い ☆☆:まあまあ ☆:おすすめできません)

アジア編(韓国・台湾・タイ・シンガポール)

アジアは、日本で両替をするよりも、現地での両替が断然おすすめ!

◆韓国:ウォン(KRW)

空港から市内までの移動に必要な公共交通機関やタクシーではクレジットカードが使えるので、到着後、空港内で両替できなくても慌てずに。一般的に、同じ銀行でも「空港の銀行」より「街中の銀行」、さらに「街中の両替所」の方がレートがよいとされています。銀行は営業時間が短かったり書類を書く手間があったりするので、その点でも両替所が便利。中でも、政府公認の両替所は韓国で最も両替レートがよい場所といわれています。ソウルの繁華街、明洞には高レートの公認両替所が密集しており、手数料無料の両替所も多いのでしっかり検討したいもの。なおパスポートの提示が必要な場合もあるので忘れずに携行を。

☆☆☆ 現地の両替所
☆☆  現地の銀行
☆   現地空港の銀行、日本の空港

ソウル・明洞でおすすめの両替所をピックアップ!

  • 店舗名をクリックすると位置情報(GoogleMAP)に移動します
  • おすすめ両替所はトラベルコ調べ(2024年7月時点)。両替レートや両替手数料は変動しますので、最新の情報についてはご自身で必ず事前にお確かめください

◆台湾:ニュー台湾ドル ※台湾ドル、台湾元、元とも(TWD)

台湾到着後、比較的レートのよい空港内の銀行で必要最低限の金額を両替するのが◎。台北の台湾桃園国際空港と松山空港には、24時間対応の銀行窓口やATMがあります。手数料は1回30ニュー台湾ドル。なお桃園国際空港には、手数料不要の外貨自動両替機もあります。

☆☆☆ 現地空港(銀行含む)
☆☆  現地の銀行や中華郵政(台湾の郵便局)、ホテル、デパート
☆   日本の空港や銀行、両替所

◆タイ:バーツ(THB)

現地空港内には銀行をはじめ複数の両替所がありますが、そのうち、スワンナプーム国際空港地下1階にあるエアポート・レール・リンクの始発駅構内の両替所は銀行よりもレートがよいとの情報あり。また街中の銀行は15時半ごろで閉店してしまいますが、ショッピングセンター内の両替所ならば20時ごろまでオープンしている場所もあります。夕方を過ぎて現金が必要なことに気付いても慌てなくてOK!

☆☆☆ 現地空港の両替所
☆☆  現地の銀行、ショッピングセンター
☆   現地のホテル、日本の空港・銀行

◆シンガポール:シンガポールドル(SGD)

アジア圏の他の国同様、現地での両替がおすすめ。若干ですが、現地空港よりも手数料次第では街中の両替所の方がレートがよい場合もあります。深夜着などですぐに現地通貨が必要な場合は、空港の両替所が24時間オープンしているためそちらで両替するとよいでしょう。

☆☆☆ 現地の両替所
☆☆  現地空港、現地の銀行
☆   日本の空港・銀行、ホテル

ヨーロッパ編(イタリア・イギリス)

クレジットカードを利用できるところは大いに利用して! ユーロは日本国内での両替がおすすめです

◆イタリア:ユーロ(EUR)

イタリアを含むユーロ圏は、日本での両替が必須といっても過言ではないでしょう。現地の両替所や銀行は手数料がかかるところも多く、特に観光地付近の両替所はレートが余りよくない場合もあります。イタリアなどの西欧は、カード普及率が高いので、うまく使い分けるとよいでしょう。

☆☆☆ 日本の空港
☆☆  現地の銀行、両替所
☆   現地空港、ホテル

◆イギリス:ポンド(GBP)

イギリスは、現地の銀行が比較的おすすめ。日本での両替はすぐ使う分だけにして、あとは現地の銀行で両替するほうがよいでしょう。イギリスは物価も少々高めのため、海外事務手数料の比較的安いクレジットカードをメインに利用をするのがおすすめです。

☆☆☆ 現地の銀行
☆☆  現地の両替所、日本の空港・銀行
☆   現地空港、ホテル

アメリカ・カナダ編(アメリカ、カナダ)

米ドルは基本、日本での両替がお得

◆アメリカ(ハワイ・グアムも含む):アメリカドル(USD)

旅行に使う費用の全般を、日本で両替をしていってしまっていいでしょう。足りなくなったら、現地で両替をするというのが一番得策です。アメリカもクレジットカード利用率が高いため、そちらで対応してもいいでしょう。

☆☆☆ 日本の両替所
☆☆  現地の両替所
☆   日本の空港、現地の銀行

◆カナダ:カナダドル(CAD)

カナダに行く際は、現地での両替がおすすめ。空港や観光地の両替所も、街中の銀行とレートに開きはないため、悩むことは特にないでしょう。土日にオープンしている両替所も多く便利な地域です。

☆☆☆ 現地空港、現地の銀行・両替所
☆   日本の空港・銀行

オセアニア、南太平洋編(オーストラリア、タヒチ、ニューカレドニア)

現地での両替がおすすめ!離島によっては、銀行がない場合があるので気をつけて

◆オーストラリア:オーストラリアドル(AUD)

オーストラリアの場合は、日本での両替は特に必要ないでしょう。日本とオーストラリアで両替した場合の手数料を比較すると後者の方が安いケースが多いので、現地での両替をおすすめします。

☆☆☆ 現地の銀行
☆☆  現地の両替所
☆   日本の銀行・両替所

◆タヒチ、ニューカレドニア:パシフィックフラン(XPF)

現地空港での両替が便利でお得。ただし、タヒチではタヒチ島や観光客の多い島には外貨両替施設やサービスがありますが、ツアモツ諸島など銀行施設がない環礁や島もあります。同様にニューカレドニアも、ヌメア以外では両替可能な場所は少ないため、離島に行く人はあらかじめヌメアで両替しておいた方がいいでしょう。なおニューカレドニアではクレジットカードはかなり普及しており、チップは要りません。

☆☆☆ 現地空港
☆☆  現地の銀行
☆   ホテル

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  • (注)両替手数料は各銀行、両替所で独自に定められていますので、両替を行う前に必ずご確認ください
  • 掲載内容は、あくまでも両替に関する一般的な指標です。為替レートや両替レートは常に変動しておりますので、最新の両替事情は各事業者の公式サイトや窓口等でご確認ください

海外旅行での両替に関する情報をお届けしました。トラベルコがまとめた情報を参考に、旅行を計画してみてくださいね♪