ユーロやドルなどは日本国内で。それ以外は通常、現地での両替がお得です
先進国を中心に、キャッシュレス決済の普及がかなり進んでいる昨今。ですが「ホテルや飲食店等でのチップ」や「屋台や市場のような小さなお店」など、現金しか使えない場面もまだまだたくさんあります。そのため海外旅行では、必要最低限の現地通貨を持って行った方がいいでしょう。
となると気になるのが、現地通貨への両替は日本でするか、現地でするかという点。一般的に、ユーロやドルなどの流通量の多い通貨は日本で両替をしたほうがお得で、それ以外の通貨は現地での両替がお得といわれています。
まず、重要なのは両替レート(※)。さらに事業者(両替所)によっては、両替1回ごとに両替手数料が加算されます(手数料無料の両替所もあります)。
- ※為替相場の交換比率(為替レート)に、「日本円→米ドル」のように国が異なる通貨の両替計算に用いられる為替手数料を上乗せしたもの
つまり、よりお得に両替するには、
・為替レートがよいタイミングで両替するか
・両替手数料の安い両替所で両替するか
の二択となるのですが、政治や経済、社会情勢によって変化する為替レートは予測困難なため、両替手数料が安い両替所を探す方が現実的という訳です。
以上の大枠を知ったところで、海外の主な国・地域の両替事情を見てみましょう。トラベルコスタッフの調査による「両替レートお得指数」も参考にしてみてくださいね。
(☆☆☆:レートが良い ☆☆:まあまあ ☆:おすすめできません)