世界7大ホテルの一つで優雅に過ごす休日
- ライター和田 麻弥さん
- 投稿日2015年08月07日
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会議室へと続く廊下まで夢のよう
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客室はクラシックと伝統が融合した落ち着きの空間
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広大な庭で楽しむお茶も優雅です
1923年のオープンから、「世界7大ホテルの一つ」と言われてきたラ・マムーニア。近年、3年間のクローズを経てリニューアルオープンし、さらに優雅な雰囲気をたたえています。
建物が昔から持つコロニアルな雰囲気はそのまま、モロッコらしいモザイクや、伝統的なホテルならではの重厚さを失わないモダンさを兼ね備え、高級ホテルであるにも関わらず満室状態が多い、マラケシュ市内でも人気のホテルです。
建物が古いため、同等レベルの金額のホテルよりも客室の広さがやや劣る印象ですが、それを補って余りある、快適さを追求した内装やインテリア。スタッフの衣装だけでも100種類近いという、ホテル全体が作り出す雰囲気は、ぜひゲストとして堪能したいもの。
マムーニアのために作られた優雅なフレグランスに包まれながら、重厚な雰囲気のロビーでチェックイン。手続き中に出されるアーモンドミルクは、ついお代わりをお願いしたくなる美味しさ。
絨毯の向こうの重い扉を開け、しっとりと馴染む、革製のカードキーケースを手にしたら、いよいよ映画の主人公のようなゲストエクスペリエンスのスタートです。
おすすめは、お部屋の広さが確保できるスイート以上。特にシグネチャースイートのインテリアの美しさは格別ですので、記念日旅行には奮発してみるのも一つかも。
モロッコ料理、イタリアン、フレンチ、のレベルの高さはもちろん、ランチタイムのビュッフェも、高級食材のオンパレード。
食事だけでもマラケシュの歴史の一端を垣間見れるイベントとしておすすめですが、サンダルやスニーカーはNGのドレスコードがあるので気をつけて。