Cafe Americain カフェ アメリカン

100年以上の歴史を刻んだカフェ・アメリカンはなんと言っても、 アールデコスタイルの豪華な内装が見どころ。2017年12月18日には新たな内装でリニューアルオープンし、クラシックな要素を残しながらも、白を基調とした壁やデザイン家具がモダンな軽やかさを演出しています。

立地はとても良く、トラム「Leidseplein」下車後すぐ、停留所の名前の通り、ライツェ広場の真横です。目の前の噴水がある広場が目印。カフェの入口が少し窮屈な回転ドアなので、ベビーカーや大きなスーツケースがある場合は運河沿いのアメリカン・ホテルの入り口から入ると良いでしょう（ただし階段あり）。

内装のリニューアルと同時にメニューもミシュランスターシェフ監修のもと新しくなり、地元の食材を活かしたフレンチスタイルの食事が楽しめます。ランチのえびコロッケ（Croquette garnaal、12,50ユーロ）、ディナーのグリル・ロブスター（Halve kreeft van de gril、27,50ユーロ）などが人気だそう。私はブイヤベーススープ「Zeeland」（11,50ユーロ）をいただきましたが、濃厚かつクリーミーで美味しかったです。海の幸の入ったお皿に、目の前でスープを注いでくれるという凝った演出もありました。ボリュームもランチであれば一品で丁度良いと思います。

レストラン中央にバーがあるくらいですから、お酒類は充実しています。ワインはグラスで5ユーロから。

接客は丁寧ですが、まだリニューアルオープンして間もないからか、少し待たされることも。急いでいるときは先に伝えておくと良いでしょう。

クレジットカードはダイナース以外利用可とのこと。全体的に値段は少し高いかな、という印象ですが、この内装は一見の価値があると思います。少しお洒落をして、まるでタイムスリップしたような気分を味わってみてはいかがでしょうか。