アムステルダム市内でもっとも賑やかといわれるユトレヒト・ストラート(通り)に店を構える、このパン屋さんの開店は毎朝7時。通勤や通学の前に、この店で朝食や昼食用のパンを買う人たちでいつも賑わっています。
パン一斤分から、ペストリー、ケーキやクッキーにいたるまで、この店に一歩足を踏み入れれば、オランダ人の食生活が垣間見えるといってもいいでしょう。
ほぼ全商品が自家製なのはもちろんですが、焼き立てがすぐに食べられるのもうれしいところ。ぜひ、オランダ人になった気分でこここのパンやペストリーにトライしてみてください。
アクセスも、アムステルダム中央駅から4番のトラムに乗り、Keizersgracht(カイザーズ グラフト)で下車します。バス(トラム)停のすぐ前にあるパン屋なので、見つけるのは難しくないでしょう。
定番人気は、やはり(日本のいわゆる)食パンです。オランダ人の主食は、かつてはジャガイモでしたが、今では夕食に食パンを食べる家庭も増えてきたとか。一斤(長さ25センチくらい/2.5ユーロ~)のものと、その半分(長さ15センチくらい/約1ユーロ~)の2種類が販売されています。
中でもおすすめは、やはり全粒粉の食パンです。穀物の香ばしさが口いっぱいに広がり、何を塗らなくても非常に深い味わいが楽しめます。
ペストリーでおすすめなのは、ソーセージパンやチーズパンなど昼食にもなる、パイ生地を使ったペストリー各種(1個3ユーロ~)。焼き立てのペストリーは香ばしくて非常においしいのですが、中身の味付けはかなり辛く感じるかもしれませんので、その点だけご注意を。
ペストリーを購入する際に「温めますか?」と聞かれることがありますので、イエスと答えればオーブンで温めてくれます。
フレッシュなオープンサンドも充実しています(1個約3ユーロ~)。食パンではなく、丸い形をしたパンを半分に切って、その中にチーズやハム、ポテトサラダなどをはさんだものや、インドネシア風焼き鳥をはさんだものなど、バラエティに富んでいます。
パンやペストリーのみならず、ケーキや詰め合わせのクッキーやチョコレートなども扱っています。たとえば、Gevulled Koek(へフルトクク)という焼き菓子があるのですが、これはオランダならではの素朴なスイーツで、日本人の口にもよく合いますし、お土産にも最適!
一般の土産物店では手に入らない、アムステルダムならではのオリジナル土産としておススメです。プレゼント用に、と依頼すればきれいな包装紙に包んでくれますよ。
スタッフは全員英語が流暢に話せますし、ドイツ語やフランス語もOK。気さくで親切なスタッフに、どのパンがおススメかを聞いて参考にするのもいいでしょう。
支払いはクレジットカードでもOKですが、混雑が予想される朝7時から9時くらいまでの時間帯は、なるべく現金で支払ったほうが早く精算してもらえます。
オランダ人の食生活が垣間見えるこの店で、ぜひ、本場のパンの味を堪能してみてくださいね。
Bakery Verhagen バッカレイ・フェハーゲン
カオル イナバ
(フリーライター)
食パンからスイーツまで。創業は110年以上前、アムステルダムっ子たちがおススメする老舗パン屋
- 投稿日2019/04/22
2019/02訪問
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ジャンルパン
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エリアアムステルダム
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住所
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電話番号+31-20-6236374
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営業時間[月-土]7:00-17:30
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定休日日曜日
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公式サイト
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