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アムステルダム (オランダ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Munt Square ムント広場

伊藤 雅雄 (フリージャーナリスト)

アムステル川とシンゲル運河の合流点。広場からこの街有数の繁華街が始まります。

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ムント広場は、市内を流れるアムステル川に、世界遺産にもなっているアムステルダムの運河の一部であるシンゲル運河が合流する場所にあります。広場の西側にはムント塔が建っています。この辺りは道路が6叉路にひろがっており、そこにトラムが入って来るため、道を渡るのもひと苦労です。

ムントとはオランダ語で「貨幣、鋳貨する」の意味。1672年にアムステルダムをフランスが侵略した際、この塔が貨幣鋳造所として使われたことに由来します。

17世紀ごろのアムステルダムは急激に発展を遂げ、シンゲル運河沿いに街を取り囲んでいた城壁が取り除かれたのですが、このムント塔だけは残り、その上に時計を付けて後世へと残しました。現在も塔に取り付けられた38の鐘(カリヨン)が今でも時を告げています。

ムント広場を起点に、アムステルダムのショッピングストリート「カルファー(Kalfer)通り」が北へと伸びています。昔ながらの商店街といった風情で、路面に飲食店やカジュアルブランドのお店などが並び、ダム広場まで続いています。ムント広場からカルファー通りを歩き始めて2つ目の路地がスパイ(Spui)という通りで、ここを左に進むと老舗のカフェやレストランが集まるエリアに続きます。

広場へはトラム4,9,14,16,24番でMuntplein下車。なお、シンゲルの花市場はムント塔の後ろを流れる運河の南岸にあります。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。