中央駅からこの街の中華街となっているゼータイク通りを歩いて約10分。通りを抜けた先にあるのがニューマルクト広場です。現在は毎日のようにマーケットが開かれていますが、特に5月から10月の毎週日曜日の日中には骨董市が開かれます。自分で描いた絵を売る人 手作りアクセサリーの店などもあり、それらはおみやげにいいですね。
中央に立っている建物は15世紀に建てられた門楼です。当時は聖アントニウス門と呼ばれ、重罪人の処刑が行われた場所でもあります。門楼はやがて1617年に計量所となりました。現在この建物の地上階はカフェとして使われています。広場がここに作られたのは1614年と、世界遺産になっている運河とほぼ同時です。時代が下って、第二次大戦中にはナチスによって強制収容所へ送られるユダヤ人の招集場所としてここが使われたという、悲しい歴史も負っています。
広場へはダム広場や中央駅からも歩いて行けますが、中央駅からなら地下鉄利用が便利でしょう。わずか2分ほどで到着します。
Nieuwmarkt Square ニューマルクト広場
伊藤 雅雄
(フリージャーナリスト)
今も昔も市が立つ広場。日曜には骨董市も開かれます。
- 投稿日2015/03/23
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ジャンルその他の観光地
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エリアアムステルダム
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住所
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アクセスメトロ51・53・54 Nieuwmarkt駅からすぐ
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