ミュージアム広場に面して建つゴッホ美術館、観光シーズンには、朝早くから入場のために行列ができますので、チケットの事前購入をおすすめします。ぜひオンラインや空港のインフョメーションカウンターなどで、入場券を用意してから出かけましょう。
この美術館が開館したのは1973年、ゴッホの作品だけでなく、ゴーギャンやロートレックなど19世紀前後の近代美術を所蔵、展示しています。
やはりここでのお目当てはゴッホですね。
これだけまとまった1人の画家の作品を、しかも制作年代順に観ることができる美術館は世界中にもあまりないと思います。
変わって行くゴッホの絵は、圧倒的な迫力でぐんぐんと引き込まれてしまいます。
明らかに日本の浮世絵に影響された絵を間近で実際に観ると、日本人としてなんとも言えない気持ちになります。
それは、生前ゴッホの絵が全く売れなかったためもあるのかと思うと、ゴッホファンとしては複雑ですが、ゴッホの弟テオ、その奥さん、そして遺産を受け継ぎ、まとまった形で残したいと希望した甥のヴィンセントに感謝したい気持ちになります。
手紙魔だったゴッホの書簡もたくさん残されています。
ゴッホの絵で興味深いことは、画家自身がその絵の解説をしていることが(手紙などで)あることです。
例えばアーモンドの木の絵は、甥っ子が生まれたお祝いとして描かれたものです。
ゴッホやテオが所蔵していた浮世絵のコレクションも収蔵しています。
狙い目は22時まで開館している金曜日、夕方からは比較的空いていることが多く、並ばずに入場もでき、館内でもゆっくりと過ごすことができるようです。
Van Gogh Museum ゴッホ美術館
オランダに行ったら訪れたい。たくさんのゴッホ作品を観ることができる。
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アムステルダムNo1の見どころ
- 投稿日2015/03/23
- 更新日2020/09/02
アムステルダムに来たら、ここ国立ゴッホ美術館は見逃せません。ゴッホの作品だけでも油絵200点、素描550点を所蔵しており世界一ゴッホ作品が多い美術館です。また、ゴーギャン、モネ、ロートレック、日本の浮世絵など、ゴッホに影響を与えた同時代の画家の絵画も多く展示されております。
7か月間の改修工事を終え2013年5月1日に再オープンしてからは、内装のほか空調設備を一新、気温や湿度など館内の環境を絵画の保存に適切な状態に保てるようになりました。改装後の現在は、作品の撮影が不可となり、ほぼすべての絵画はガラスで覆った額縁に入れられるようになったので少し残念です。ただし、見学する際の距離の制限はないので作品を間近で見ることが可能です。ゴッホの油絵は絵具が波打つように立体的ですので、作品の近くまで行き、顔を作品に近づけてご覧ください。
おすすめの作品は、「ひまわり」、「寝室」、「アルルの跳ね橋」、「馬鈴薯を食べる人々」、「ゴッホの自画像」、そして広重などに影響されて模写した浮世絵など。
ゴッホ美術館には世界中からたくさんの観光客が来ますので特に春から秋はチケット購入のために1、2時間並んで待つのがふつうです。待ち時間を少なくするために、インターネットのオンラインにて日時指定のチケットを事前購入することをお勧めします。指定された日時に来館すれば別の列から待たずに入館できます。また、IAMsterdamカード、ミュージアムカード購入者も待たずに入館することができます。このようなお得なカードの情報は価格や条件が変更する場合があるので、詳しくは市内のインフォメーション、またはホテルにて確認してください。
入館したら、まずは日本語のオーディオガイダンス別途5ユーロを借りましょう。最新のタブレットなので、写真や映像で確認することもでき、ゴッホ作品をより深く理解することができます。
ゴッホ美術館は、すぐ近くのアムステルダム国立美術館と合わせて非常にお勧めです。
アクセス : アムステルダム中央駅からトラム2、5にて20分、Van Baerlestraat下車すぐ
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ジャンル美術館・ギャラリー
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エリアアムステルダム
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住所
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アクセストラム2・5・12 Van Baerlestraat駅 または Museumplein駅から徒歩約2分
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電話番号+31-20-5705200
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営業時間詳細は公式サイトを参照
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定休日無休
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予算入館料(大人) 22ユーロ
(18歳以下) 無料 -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。