アムステルダム中央駅からニューマルクト広場へつながる通り「ゼーダイク」がこの街のチャイナタウンとなっています。数年前までは、中華系の人々がお店を数軒やっている程度の寂れた感じのあるところでしたが、その後、アジア系のお店が次々と進出。ベトナムやインドネシア、日本料理店も並んでいて、中華街というより総合アジアンタウンの様相を示しています。規模的にはロンドンやパリにある中華街と比べたらとても小さいですが、人々が祈りを捧げる仏教寺院もあって人々が祈りを捧げるなど、アジア圏の人たちの文化が根付いています。
欧州でのフォークとナイフを使った食事に疲れた身には、お米のご飯や麺類は日本人にとってほっとする食べ物でしょう。お醤油味と漢字の看板がなぜか心に染み渡ります。
ただ、この中華街、道を一本はずれると、いきなり麻薬を楽しむ場所であるコーヒーショップや、いわゆる売春街の「飾り窓地区」に迷い込んでしまいます。地図をしっかり見て、あまりあちこち、うろうろしないことをお勧めします。なお、中華料理店はニューマルクト広場側の方に多く固まっています。
Zeedijk ゼーダイク
伊藤 雅雄
(フリージャーナリスト)
アムステルダムにも中華街があります。ご飯や麺類が恋しくなったらぜひここへ。
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル散策路・道
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エリアアムステルダム
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住所
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アクセスメトロ51・53・54 Nieuwmarkt駅から徒歩約5分
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公式サイト
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