アテネ (ギリシャ) 危険情報の現地クチコミ
- 更新日2015/08/31
アテネ全域で注意したいこと
物乞いや物売りの対処法
- 投稿日2015/08/31
長引く不況や中東・アフリカからの移民の流入で、物乞いや物売りが激増しています。
アテネのカフェやレストランは屋外にテーブルを並べていることが多く、お茶や食事をする小1時間ほどの間に4~5人はやってきます。50セントほどの小銭を渡して追い払う手もありますが、次から次へと来るのできりがないし、「これじゃ足りない。あと1ユーロくれ」なんて猛者もいます。
最良の対処法は相手にしないこと。まるで存在しないかのごとく、無視して食事や会話を続けてください。しばらくすると諦めて他のテーブルへ移動します。
もうひとつ、物乞いや物売りが近づいてきたら所持品に気をつけてください。バッグは隣席に置かず、膝に乗せるか足元に置くようにし、ケータイ電話や財布などの貴重品をテーブルの上に置かないよう心がけましょう。
プロのスリ集団に厳重注意!
- 投稿日2015/08/31
アテネは日本の大都市と比べても特に危険ではありませんが、一番注意して欲しいのはスリです。主に混雑するメトロ車内でのスリ被害が多く報告されています。よく聞く手口は、数人に取り囲まれて身動きできないようにされ、後で気がつくと財布の中身が抜かれているというもの。また、横断歩道やショップ内ですられたという話もありますので、妙にくっついてくる人に気をつけましょう。ギリシャに限らず海外旅行の常識ですが、レストランやカフェで通りや通路側に荷物を置くのもNGです。
経済危機による治安の悪化が懸念されるギリシャですが、実際こちらで暮らしていると、個人的には日本より危険とは感じません。ただ、スリや置き引きなどの軽犯罪が多発しているのも事実で、現地のギリシャ人でも被害に遭ったというケースを耳にします。特に旅行者はターゲットにされるので、荷物から目を離さないこと。いくつもの荷物を持っている時は注意散漫になりやすく、特に注意が必要です。ちなみにアテネの街は落書きが多いですが、それイコール治安が悪いというわけではないです。
駅周辺はあまり治安が良くないので注意
- 投稿日2015/08/31
行き先により「ラリサ駅」「ペロポネソス駅」と呼ばれることもあるアテネ中央駅。日本人観光客に人気のメテオラへ行く時などに利用する駅ですが、周辺はちょっと怪しい雰囲気のところが多く、あまり治安が良くないと言われるエリアのひとつです。実際に危険な目に遭う確率は高くはないと思いますが、夜間は注意してください。
安全地域とスラムを隔てる境界ポイント
- 投稿日2015/08/31
かつては商業の中心地として栄えた広場ですが、時代と共にスラム化が進み、廃ビルに不法移民やホームレスなどが住みついて様々なトラブルが発生しています。シンタグマ広場とオモニャ広場をつなぐパネピスティミウ通りやスタディウ通りはセーフ、オモニャから先のアギウ・コンスタンティヌ通りやピレオス通りはアウト、というのが我々現地在住者の認識です。とくに夜間はオモニャ以西へ足を踏み入れないよう、くれぐれも注意してください。
男性旅行客をターゲットにしたぼったくりバー
- 投稿日2015/08/31
シンタグマ広場やエルム通り周辺の路上で、男性旅行者をターゲットに「今何時?」とか「タバコの火を貸してくれない?」などと声をかけてきます。応対すると、「すぐ近くにいい店があるんだ。一緒に行かないか?」などと誘います。行き先は暴力団が経営する“ぼったくり”バー(店名は“ハリウッドバー”、“パブラブ”など)、現地では知る人ぞ知る店です。
路上で声をかけてくるのは物乞いや客引きなど、とにかく要注意人物ばかり。話しかけられても相手にせず、やり過ごしてください。
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。