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アテネ (ギリシャ) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Kostarelos(Kolonaki) コスタレロス(コロナキ店)

長田 幸廣 (翻訳家、マーケットリサーチャー)

食べて、発見して、購入する。老舗チーズファクトリーが、チーズの新しい楽しみ方を提案するコンセプトショップ。

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自家製のチーズや乳製品を提供するレストランとして、1937年にアテネ東部のマルコプロで創業したコスタレロスは、その後チーズ専門店としてチェーン展開し、現在までアテネ市内に6店舗を擁しています。

そのコスタレロスが2015年10月にコロナキ地区にオープンした7号店は、従来とは一味違うコンセプトショップ。まずレストランで自家製チーズの美味しさを味わってもらい、販売につなげようという試みで、これが味にうるさいコロナキっ子にウケて連日大盛況。

筆者も食してみましたが、これがやたらに美味い。厳選された食材にチーズやヨーグルトをどう組み合わせるかに新鮮な驚きや発見があります。

たとえば、画像の「ルッコラのサラダ」に乗っているのは“ツァラフォーティ”と呼ばれる山羊乳100パーセントのクリームチーズ。やや塩味が強いので、これをドレッシング代わりにしていただくと、サラダが一品料理に早変わり。「サーモンのサンドイッチ」はサワーブレッドにビーツのムースを乗せ、その上にスモークサーモンとクリームチーズを合わせています。

もう1品は「ケファロティリチーズのサガナキ」。このチーズは焼いてよし、そのまま食べてよしの優れもので、塩味のチーズと焼いたブドウの相性が抜群。価格は1品6ユーロ前後で、この3品にドリンクを2つ付けても25ユーロと格安です。

“ケファロティリ”チーズのほか、同店で手に入る自家製乳製品は以下のとおり。

●フェタ 
ギリシャと言えば“フェタ”ですが、コスタレロスのそれは山羊&羊乳を組み合わせ、樽で12か月間熟成させた逸品。ハードな完熟タイプとセミハードの半熟タイプ、クリーミーなソフトタイプの3種類があり、お値段は1キロで8ユーロほど。

●メリパスト
リムノス島の伝統レシピで作られたセミハードのゴートチーズ。ふくよかな香りの中にナッツのような香ばしさがあり、オーブンで焼いても、そのままでもいただけます。お値段は1キロで13ユーロ。

●ピナコティリ
コスタレロスのオリジナルレシピで作られたセミハードのゴートチーズ。サイコロ状にカットしてサラダに添えるとフルーティ、スライスしてトーストに挟むと香りがさらに際立ちます。お値段は1キロで13ユーロ。

●グラビエラ
グラビエラはギリシャのグリエールチーズですが、コスタレロス自慢のグラビエラは山羊乳のみを使用。滑らかな舌触りで、ピリッとした風味が香るハードタイプ。お値段は1キロで12ユーロ。

●アルサキ
山羊&羊乳から作られる乳白色のハードタイプ。ミルクの香りが豊かで、アフターノートが持続します。やや塩味が強いため、パスタなどの料理に最適です。お値段は1キロで13~14ユーロ。

●ヨーグルト
綿の布で水切りする伝統製法で作られた本場のグリークヨーグルト。山羊&羊乳から作られ、リッチでクリーミーな舌触りが絶品です。脂肪分2%のダイエットタイプあり。値段は羊乳、山羊乳、ミックスで多少異なりますが1キロで4.5~6ユーロ。

このほか、ギリシャ全土から選び抜かれたワインやパン、マーマレード、ソースも各種取り揃えています。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。