地下鉄Urquinaona(ウルキナオナ)駅から徒歩3分、19世紀に碁盤の目に区画整理されたエシャンプラ地区にあるプチ高級レストラン。
店名ともなっているこの建物、「カサ・カルベ」は、当時スペインで有力な繊維業者であったカルベ氏が、事務所、家族の住居及び賃貸住宅を手に入れるべく、あのアントニ・ガウディに設計を依頼し、実現したものです。
1900年に完成したこの建物は同年、第一回バルセロナ建築年間賞を受賞し、1969年には国の重要文化財に指定されました。
地上階以外は現在も一般住居となっており、一般公開されているのはオフィスがあった地上階のみで、そこがこのレストランというわけです。
店に一歩踏み入れると目に入る、ガラス張りになっている大きな個室の数々は、当時は会計事務所や重役の間、会議室として使用されていました。
奥に進むと、大きな窓に飾られた美しいステンドグラスが見られます。また、時代を感じさせる天井の梁も注目ポイントです。
アラカルトは値が張りますが、平日のランチですとプリフィックスコース(税込み38ユーロ)がありおすすめ!
前菜、メイン、デザートはそれぞれ3種類から選べ、パン、水、コーヒーのほかに一杯のワインもしくはビールも含まれています。
現地の方は正装で来るほど、品格の高いレストランです。ある程度小奇麗な服装で出かけましょう。
サービスにも重点を置いているお店のため、飛び込み客は席が空いていても断られるケースがあります。公式ウェブページから英語で予約しておきましょう。予約時間の24時間前まで受付が可能です。
英語メニューあり。クレジットカード可。
Casa Calvet カサ・カルベ
水谷 かおり
(ライター、各種入場チケット斡旋)
あのガウディが手掛けた建造物内のレストランでリッチな地中海料理を
- 投稿日2017/08/02
2017/01訪問
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ジャンルスペイン料理
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エリアアシャンプラ
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住所
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電話番号+34-93-4124012
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営業時間[月-土]13:00-15:30、20:30-23:00
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定休日日曜日・祝日
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予算50ユーロ~
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公式サイト
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