Txapela チャペラ

最近日本でもじわじわと人気を得ているピンチョスとは、スペインの北部にあるバスク地方の名物で、
スライスしたバゲットパンに少量の食べ物がのった軽食のことです。
基本は串刺しになっております。
郷土文化の根強いスペインですが、近年になりバルセロナでもこういった
他の地域の食べ物をいただける場が増えてきました。

通常のピンチョス屋ですとカウンターに並んだ様々なピンチョスを見て自らお皿に取り、
最後に串の数をカウントしてもらいお会計というパターンなのですが、
カウンターで飲食する人垣をかきわけてお目当てのピンチョスを探す、
そして手に取るのはなかなか一筋縄ではいかず、
またお店によっては一体一串いくらなの!?と、分かりづらいのが事実。

しかし、ここTxapelaはそんな面倒なこととは無縁で、
席に着きプレースマットに載っている写真付きのピンチョスをウェイターに頼むだけ。
値段も一つずつ明記されているので安心できます。

写真だけではわからない場合、メニューに日本語ページがあり、一つずつ説明書きがあるのも
嬉しいポイント。
プレースマットにふってある番号がそのまま日本語メニューの番号となっており、
わかりやすいのも人気の理由です。

ピンチョスは暖かいもの、冷たく提供されるもの合わせて５０種類以上揃っており、
価格は１ユーロ台から。
チェーン展開しており店舗により味にむらがありますが、ここでご紹介している店舗は
どこよりもおすすめです。
観光に非常に便利な場所にありますので、歩き疲れてちょっと一息という場合に、
軽くつまんでみてはいかがでしょうか。

バスク地方の銘酒Txacoliチャコリ・微発砲白ワインやSidraシドラ・リンゴのお酒もおすすめです。