ピカソ美術館を出て海方向に歩くとすぐ右手にある、本場のスペインバルの雰囲気を存分に味わえる超人気店。
1929年から三代続いているこの老舗、壁のブルーと黄色の昔ながらのタイルが目を引きますが、開店して30分もすればそのタイルが見えなくなるほどの賑わいっぷり。
自家製スパークリングワイン(一杯1.40ユーロ)を飲みながら、カウンターに並んだ色とりどりのタパス(おつまみ)を少しずついただくのがこのお店の楽しみ方。
数あるタパスの中でも Anchoas(アンチョビの酢漬け・5.60ユーロ)はお店の名物となっています。肉厚なアンチョビは塩気と酸味のバランスが絶妙で、ワインがどんどん進みます。
たっぷりとオリーブオイルのかかった Puntas de esparrago blanco(巨大ホワイトアスパラ)は個人的におすすめ!1本2ユーロと少々値は張りますが、珍しいほどの大きさなので是非お試しを。ほんのり甘く、口の中でとろけるような柔らかさにうっとりしてしまいます。
テーブル席もいくつかありますが、カウンターの前で立って飲むのがこのバルの醍醐味。目の前に並ぶタパスを指差し注文できますし、陽気な店員と会話を楽しむこともできます。
世界中のガイドブックに載っているほどで、様々な国からお客さんがやってきますので、店員さんは外国人客の対応にすっかり慣れ切っているのも有り難い。また、様々な国の観光客と気軽に交流できるのも嬉しい。
時折聞こえる鐘の音は、店員さんがチップを受け取ったときにありがとうの意味を込めて鳴らされるもの。鐘の音に応えて場が盛り上がるのも異国の情緒を感じさせてくれます。
大変込み合いますので、開店と同時に訪れる、もしくは開店の少し前に並んで待つことをおすすめします。
少し飲んでまた次の店へ梯子したい方にぴったり!
El Xampanyet エル・チャンパネッ
水谷 かおり
(ライター、各種入場チケット斡旋)
世界中のガイドブックに載る老舗バル
- 投稿日2017/08/02
- 更新日2017/10/16
2017/01訪問
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ジャンルスペイン料理 バー
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エリアエルボルン
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住所
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アクセス地下鉄4号線Jaume i駅 Argenteria出口 徒歩7分
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電話番号+34-93-3197003
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営業時間[月-土]7:00-11:00、12:00-15:30
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定休日日曜日
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予算21~50ユーロ
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。