Pepa Pla ぺパ・プラ

ワインとタパスが好きな地元の人が通う隠家風バル。2017年4月に開店。
アンティークショップのようなセンスのいいレトロな内装が魅力。

地下鉄2号線Universitat近くという街の中心部に立地する。
通りが碁盤の目のように整備されているエシャンプラ地区にあるので、
曲がりくねった小道が続く旧市街より道は分かりやすい。

このバルのタパスは、無国籍でオリジナル。
メキシコ人のシェフをはじめ、イタリア人、チリ人、アルゼンチン人など
様々な国籍の店員さんがいることも料理に影響している。

おすすめは、Caballa marinada, tomate y hinojo 7.50 ユーロ。
マリネした鯖のトマト、フェンネル乗せ。店の奥の小さな厨房でスモークした鯖に、
刻んだトマトや薄切りにしたフェンネルがたっぷり。鯖と野菜の絶妙な組み合わせが美味。

メインは定番のスペイン料理プルポ・ア・フェイラ
（茹でたタコとじゃがいもをオリーブオイルと塩、パプリカで和えたもの）のハンバーガー。
Bocadillo de pulpo, acelgas y romesco9.50ユーロ。
ありそうでなかったスペインならではの具材のバーガー。
ボリュームたっぷりな上に、茹でたてでプリプリのタコとアセルガという青菜、
手作りのロメスコソースとじゃがいもが入り、贅沢な風味。

またこのお店はワイン好きにもおすすめ。
ワインリストは持たず、ソムリエの店員さんが常に目を利かせてワインを入れ替えている。
ベルムーという甘い食前酒もこのお店こだわりのもの。

地元感いっぱいで、定番のスペインタパス以外のちょっと変わったものを試したい方におすすめ。