第二次大戦時に爆撃され崩壊してしまった教会を、修復しつつ外観はそのままに遺跡として残しています。
第三代ドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世が父ヴィルヘルム1世を記念するため、
1891年から95年まで4年かけて建造されました。
モデルとされたのは、ボンやゲルンハウゼンといったライン川沿いの各都市にある教会です。
もともとはロマネスク様式の荘厳なものでした。
第二次大戦中には、鉄の不足を補うため、鐘が接収されてしまうということも起きました。
直接の被害をこうむったのは1943年11月の空襲です。
現時点で見学できるのは、モザイク画でイエスキリストの姿があしらわれている天井が残っている入り口部分と、
屋根が崩れてしまった尖塔部分になります。
隣には近代的なプロテスタントの教会があり、内部は青が基調のステンドグラスが印象的なものとなっています。
外観と内部の違いが際立っていて、驚くこと間違いなしです。
中央駅から向かう際には、都市近郊電車S-Bahnにて3つ目の
「ツォーロギッシャーガーテン(Zoologischer Garten)」下車です。
付近にはBIKINI Berlin やEuropa centerなどのショッピングモールや動物園が。
またデパートも多く出店しています。
ベルリンの目抜き通りのクーアフュルステンダムにも歩いていけるので、
市内散策やショッピングの起点にしてもいいかもしれません。
Kaiser Wilhelm Memorial Church カイザー ヴィルヘルム記念教会
Hiromitsu Kakizoe
(ライター)
第二次大戦、空襲の遺構。そして再生のシンボル。
- 投稿日2015/04/16
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ジャンル寺・神社・教会
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エリア西ベルリン中心地
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住所
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アクセスKurfürstendamm駅から徒歩約2分
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電話番号+49-30-2185023
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営業時間9:00-18:00
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定休日無休
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公式サイト
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