ベルリン市内にある大きな公園です。
とはいえ、内部を車道が貫いていたりするので一体的な公園という感じはしません。
西はベルリン動物園から、東はブランデンブルク門まで広がっています。
ベルリンが都市として発展する前までは、狩猟場でした。
18世紀の末に当時の伯爵により「市民の憩いの場」として敷地が確保され、
1833年から38年までにかけて、イギリスの公園を手本に、本格的に整備されました。
公園内のグローセンシュテルンというラウンドアバウト中には、
戦勝記念塔(ジーゲスゾイレ)が建てられています。
これはプロイセン王国のドイツ統一に伴ったデンマーク戦争、普墺戦争、普仏戦争の、
3つの戦争の勝利を記念したものです。
そのほかにも、第二次大戦の戦死者慰霊碑、旧ソ連軍の第二次大戦犠牲者慰霊碑、
シンティーロマ(ジプシー)の犠牲者慰霊碑、同性愛者犠牲者慰霊碑などが点在しています。
一度にすべてを見ようと思うととても時間がかかってしまうので、
ここはポイントを絞ってから歩いてみましょう。
シュプレー川の川べりには、人工的な砂浜もあって夏場はにぎやかになります。
ブランデンブルク門から北に目を向けると、首相官邸もあります。
中央駅の目の前から公園は広がっているので、すぐに行くことはできるのですが、
規模が大きいですので、バスを使ってまずはぐるっと回ってみるのも面白いでしょう。
ブランデンブルク門まで出て、100番のバスに乗ると、有名どころをぐるっと回ることができます。
Tiergarten ティーアガルテン
Hiromitsu Kakizoe
(ライター)
ベルリン市民の憩いの場
- 投稿日2015/04/15
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ジャンル国立公園
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エリアティーアガルテン
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住所
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アクセスHansaplatz駅から徒歩約5分
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電話番号+49-30-901833101
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公式サイト
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