Neues Museum 新博物館

ベルリンの主要な博物館が集まる、博物館島に位置しています。メインはエジプト文明を扱ったもの。

1855年の創立で、当時は鉄材を用いた先進的な建物でした。しかし、第二次大戦の影響で激しく損傷。
長い間修復は行われず、2009年にようやくリニューアルが完了し、70年ぶりのオープンとあいなりました。

ネフェルティティ王妃の胸像がとても有名です。彼女の像は2階に展示してあります。真っ先に向かいましょう。
紀元前に作られたものとは思えない、その精緻な描写には思わず息を呑んでしまいます。
隣には実物大のブロンズレプリカもあるので、実際に触って体感することもできます。

その他、パピルスのコレクションは膨大。読めはしなくとも、当時の生活の痕跡を見れるというのは貴重な体験です。
パピルス自体も現代の紙類とはまったく異なったものなので、ぜひ注目。
人類の、記録に残そうとする努力に脱帽です。

エジプト文明以外でも、ベルリンで発掘された黄金の帽子も展示されています。
ネフェルティティ胸像と同じく、特別展示がされており、
発掘当時の様子や、どのように作られたのかなど詳細に解説してあります。

フィレンツェの教会の門も展示してあり、そのコレクションの幅は広いです。

石器時代からのコレクションもあり、それぞれに考古学的な解説が添えられています。
土器青銅器に混じって昔のガラス製品も。
ドイツのエジプト研究家の歴史も詳細な解説とともに見学できます。

入場料：大人12ユーロ（オンライン購入で11ユーロ）　学生割引等6ユーロ（オンライン購入で5,50ユーロ）
博物館島統一チケット：大人18ユーロ（オンライン17ユーロ）学生割引等9ユーロ（オンライン8,5ユーロ）
最寄り駅：地下鉄U-Bahn U6、都市近郊電車S-Bahn S1, S2, S25 Friedrichstraße駅 S5, S7, S75 Hackescher Markt駅