1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ベルリン(ドイツ)観光地
  5. 旧博物館の現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
ベルリン (ドイツ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

Altes Museum 旧博物館

Hiromitsu Kakizoe (ライター)

ギリシャ・ヘレニズム文化が一堂に

  • 観光おすすめ
  • 定番人気

1830年創立の、新古典主義建築の代表作。設計はカール・フリードリヒ・シンケル。
ベルリンの主要な博物館が集まる、博物館島の中に位置します。

ベルリン大聖堂の隣で、ウンターデンリンデン通りからも、
大きなファサード(建物の正面部分)が目立つので、見つけるのは簡単です。
この上部にはラテン語で、「フリードリヒ ヴィルヘルム3世王が古代についての学問、
芸術への研究のため、この博物館を寄与する。1828年」と刻まれています。
帝国主義全盛期だったこともあり、とても威厳があります。

博物館島の展示品にはそれぞれにテーマがあり、
ここはギリシャ文化とヘレニズム文化にフォーカスが当てられています。ローマ時代のものもいくつかあります。

大理石の大きな彫刻、彫像や壺などがメインの展示品ですが、古代において使われていた硬貨コレクションは膨大。
ほかにも見逃せないものとして精密な金細工が上げられます。
博物館の中央部には円形のホールがあり、そこには古代ギリシャの神々が勢ぞろい。なかなかの見ものです。

第二次大戦中には空爆により、建物にも大きな損害を受けました。
内部に当時の様子を残している箇所があります。爆撃の激しさを垣間見れます。
1966年に再建が完了。

創立当初から新博物館、ペルガモン博物館とともに古代芸術品・美術品収集の本拠地でした。
特別展示で、功績のあった探検家や学者の胸像も置かれていて、
壁の解説では、ドイツの探検史・発掘史を垣間見ることができます。

二階に上がる際は、外に設けられている階段を使用するので、
寒い時期や夕方以降に観覧の場合は、上着をクロークに預けないほうがいいかもしれません。

観覧に要する時間は1時間から2時間ほど。付近に有名な博物館が集まっているので、ぜひ全てを制覇してほしいです。

ウンターデンリンデン通りをまっすぐ歩いてくると到着しますが、
最寄り駅は都市近郊電車(Sバーン)のハッケシャーマルクト駅。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。