le du restaurant ル・ドュ

王道タイ料理といえば、大きなフライパンでじゃかじゃか炒めてナンプラーなどの香辛料をドバッとかけて味わう食事を想像しがちですが、ここ最近ではイノベーティブ（前衛的）なコンテンポラリータイ料理レストランがバンコクでの流行です。

そんな中でも最近私が特にその美味しさに感動した「LEDU」を紹介します。

シェフはまだ若き30代のタイ人ですが、ニューヨークのミシュラン3つ星レストランでの修業を経て、帰国後タイでこのお店をオープンしました。Asias 50 Best restaurants 2019 でTOP20に選ばれたことでも話題になりましたが、食材はタイ産のものを使用しているというこだわりっぷりにタイ人シェフの愛国心を感じます。

なんといっても立地が良いんですよね。こういったお洒落なレストランはたいてい閑静な住宅街にあったりして（広々とした一軒家を使用することが多いため）ちょっとアクセスが悪いのですが、こちらはなんとBTSチョンノンシー駅から徒歩5分以内！　これだけでも観光客の皆さんにとってはポイントが高いのではないでしょうか。

アラカルトメニューは少なく、基本的にコースメニューでいただくのが主流なようです。NY仕込みのテクニックでタイの食材を素敵に調理してくれているこちらのレストラン、価格も4コースの2,290バーツからあるので高すぎないというのもおすすめポイントです。6コースの場合は3,590バーツです。

実際に私は4コースメニューをいただきましたが、イノベーティブでありながら崩しすぎておらず、どれも本当に美味しかったです。特にシグネチャーメニューの「RIVER PRAWN」はとても大きく、かかっているトムヤムソースがまた濃厚で思い出してはまた食べたくなります…（笑）

飲み物はソフトドリンクからビール、そしてワイン類が特に豊富でした！
　基本的に予約から料理の説明まで英語で大丈夫でした。クレジットカードも問題なく使用できます。雰囲気は意外とカジュアルでドレスコードは特にありませんでしたが、とてもサービスの良いお店だったのでせっかくならお洒落をしていきたいですね。