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ブリュッセル (ベルギー) 危険情報の現地クチコミ

現地のプロ(2人)詳細

 
  • 1 ブリュッセル北駅
  • 2 ブリュッセル南駅
  • 3 イロ サクレ地区
  • 4 石炭市場通り
  • 5 ダンサール周辺

ブリュッセル全域で注意したいこと

極めて安全だけど、一筋違えば危ないこともあるブリュッセル

観光に訪れるなら、極めて安全なブリュッセル。それでも、日本国内よりはスリなどの被害に遭う可能性が高いことを意識して、危険察知の第七感を磨きましょう。欧州の他国でも言えることですが、都市の主要駅付近には、貧困層が住むことが多く、ホームレスや酔った人々がたむろしていたりします。駅構内や駅周辺、イベントやレストラン街の人混みでは十分警戒を。

車でも油断は禁物!

車だと古城や修道院など公共交通機関がとどいていない場所も行くことができるので、レンタカーで移動される方もいると思います。ブリュッセルは車上荒らしが多いので、路上駐車や地下駐車場に停める時には気を付けてください。例えば、貴重品をトランクへ移動させたりしても、それを見られて車から離れている間に盗まれていたりします。また、車に戻るとパンクしていて、助けるふりをして話しかけてくる人には要注意。助けるふりをして財布やカバンを持ち去られることもあります。夜間は人がいない駐車場で窃盗事件もあるので、注意が必要です。

観光スポットや人混みではスリに注意!

昼間でも多いのは「スリ」です。人混みやショッピング中や観光スポットなどが多い発生場所です。男性はズボンの後ろポケットにお財布を入れていると、いつの間にかスリに盗られていることも。女性はハンドバッグなどを脇の下に挟んだり、前に持ってきて手を添えたりと、細心の注意が必要です。また、貴重品は少し分散して持っておくと、お財布を盗まれた時でも安心かもしれません。また、急に話しかけられて聞いている隙に別の人(仲間)が盗んでいく場合もあります。

レストランやカフェでは、置き引きに注意!

レストランやカフェでも安心できません。つい日本にいる時の感覚で、カバンを別の椅子の上に置いたり、椅子の背もたれに掛けたりすることがありますが、必ず視界に入るところに置くか、膝の上に置くなど、目から離さないように。食べ終わってから「カバンがない!」と気づくこともあります。男性は上着のポケットにお財布を入れたまま椅子にかけないようにしてください。夏はテラス席が気持ち良いですが、外の方が狙われやすいので、荷物から離れないこと、目や手の届く場所に置くこと、出来れば体から離さないことを覚えておいてください。見知らぬ人に話しかけられた時もスリと同じ手口かもしれないので、注意してください。

1 ブリュッセル北駅

  • エリア
    ブリュッセル
  • ジャンル
    散策路・道

ブリュッセル北駅周辺

正面出口から出て前方左方向の高層ビルが立ち並ぶオフィス街(アルベールII世大通り)はいたって安全。ただ、裏出口から出た一角は、娼館(合法!)が立ち並び、ちょっと異様な雰囲気があります。空港からも比較的近く、安めのホテルがいくつかあることから、日本人旅行者もちらほら見かけますが、ホテルにたどり着くまでに3回も小道に連れ込まれてお金をせびられたという大学生グループも。北駅付近には、観光客が興味を持つようなスポットはほぼないので、観光客は北駅付近に立ち寄らない方が無難そうです。

特に夜間は気を付けてほしい、北駅とその周辺

ユーロラインという長距離バスのターミナルがあるので、ヨーロッパ内をバスで移動される方は、この駅を利用するかと思います。昼間は周辺にEU本部やNATOなどの国際機関があるためオフィス街の印象ですが、近くに飾り窓エリアもあり決して治安の良いエリアではありません。また、電車での国際空港への行き来もこの駅を利用することがあります。特に夜間は治安が悪いことで有名です。駅の構内でも窃盗事件が多いので、スーツケースや貴重品など持ち物には注意してください。

2 ブリュッセル南駅

  • エリア
    ブリュッセル
  • ジャンル
    散策路・道

駅周辺の治安は悪く、駅構内では窃盗に注意!

ブリュッセルの南側にある駅です。ベルギー国鉄だけでなく、タリスやユーロスターが発着する為、パリやロンドンなど国外の都市へ行く時にも利用します。この駅の周辺には観光スポットはほとんどなく、治安も悪いエリアです。このエリアに慣れていない人は、駅は利用しても外を出歩かないほうが無難です。駅構内も治安はあまり良くなく、昼間でも置き引きや窃盗が多く、夜間は恐喝もあるそうです。例としては、話しかけられて対応しているその隙に仲間がスーツケースやカバンを奪い取っていくという手口や、一瞬手を離した隙にパソコンや貴重品が入ったバッグがなくなっていた等。電車の乗り換えに利用する駅ですが、滞在時間は短くして、夜間は避けて荷物には細心の注意が必要です。

ブリュッセル南駅と駅周辺

南駅は、欧州主要都市からの国際高速列車が発着するブリュッセルの玄関口。おのずと観光客の利用度も高くなります。昨今、警戒が厳しく、警察犬を連れた制服警官、迷彩服の兵士、赤いユニフォームのSecurail(鉄道公安)の他、実は私服警官も多数巡回しているので安心ですが、駅構内はもちろん、電車に乗ってからも、置き引きやスリに十分注意。駅周辺は、大手のホテルが複数でき、かなり改善されましたが、駅から徒歩圏内は、地元住民の世界。土地勘や危険察知の第七感に自信のない方には、あまりお勧めしません。

3 イロ サクレ地区

  • エリア
    ブリュッセル
  • ジャンル
    飲食街

食道楽地区「イロサクレ」

ブリュッセルといえば、旧市街の食道楽地区「イロサクレ」が有名。1㎢にも満たない一角に、レストランが立ち並び、狭い路上にテーブルや椅子が並び、呼び込みのお兄さんが「コンニチワ」「ムールガイ、オイシイ」「ニーハオ」などと、呼び掛けてきます。暖かい季節の天気の良い夕刻には、多くの人で賑わうため、スリや置き引きに注意。一見さん狙いのレストランでは、ぞんざいな料理で法外な値段をふっかけられることも。信頼のおける情報で行先を調べ、予約してから出かけるとよいでしょう。

4 石炭市場通り

  • エリア
    ブリュッセル
  • ジャンル
    散策路・道

グランプラス至近のゲイ・ストリート (Rue du Marché au Charbon)

ブリュッセルは、「性別」「人種」「宗教」はもちろん、「性的志向」による差別にNOを標榜する街。LGBTに優しい街として、ゲイ・ツーリズムも開拓しています。知る人ぞ知るのは、グランプラスから、フォンテナス広場(Place Fontainus)に向かうまでの300mほどの「石炭市場通り」(Rue du Marché au Charbon)。気の置けないビアカフェや、しゃれたブティックが多い、気持ちよく楽しい界隈ですが、LGBTでない方は、深夜レインボー旗を掲げるバーには入らないのが無難かも。

5 ダンサール周辺

  • エリア
    ブリュッセル
  • ジャンル
    散策路・道

ダンサール通り~聖カトリーヌ教会界隈

旧市街の証券取引所が面するアンスパック大通りは、数年前から常時歩行者天国となり、気候の良い季節は、大道芸人や地元の家族連れ、観光客で賑わいます。証券取引所からまっすぐに伸びるA.ダンサール通り・聖カトリーヌ教会のあたりは、かつては寂れた地区でしたが、ここ10年ほどの間に、新進デザイナーのブティック、おしゃれな地元っ子が集うカフェやレストランなどが多数進出。裏道は入り組んでわかりにくく、現地の言葉ができないと苦労する局面も多いので要注意。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。