ブリュッセルの下町、かつて魚市場があった聖カトリーヌ教会前にある魚屋さんメール・デュ・ノール。その名は、ベルギー唯一、たった80キロの海岸線で接する「北海」の仏語名で、蘭語ではDe Noordzee(ブリュッセルでは仏蘭両語表記)。古くから続く老舗お魚屋さんが、その軒先のカウンターバーで手作りのちょっとしたつまみとワインを出してきたのがその始まり。美味しい噂が口伝えに広がり、地元民には知られていたが、ネット時代に入って、地元民や仕事帰りの人々とともに、外国人や観光客の人気店となってしまった。
先ごろ(2015年11月)英語情報サイト(The Culture Trip)でも、ブリュッセルのトップ10レストランにhttp://theculturetrip.com/europe/belgium/articles/insider-s-guide-to-brussels-10-best-restaurants-and-bistros/)。他がミシュランガイドで★の付くような店なのに、ここはあくまで立ち食いのカウンターバーだ。魚屋さんが開いている間だけなので、月~土の11時~18時まで営業(日月定休)。夕飯には無理だし、日の長い夏の間など、ふと気が付くともう閉店しているので要注意。
あまりの人気に、最近では、そのすぐ横に、オイスターズ&スモーレブロド(Oysteres & Smørrebrød(デンマーク語でオープンサンドのようなもの)をオープン。こちらはオイスターやちょっと洒落たつまみを中心に、夜8時までやっているのでありがたい。さらに、ブリュッセル在住のおしゃれなヨーロピアンをターゲットに、欧州議会堂の目の前にも二号店フィッシュモンガー&デリカテッセン(Fishmongers & delicatessen)をオープン。
北海小エビのコロッケ、マテ貝(仏語名Couteau)のガーリック蒸し、細切り鱈の唐揚げなんて、あまりに美味しすぎて毎日通ってしまいそうだ。
Noordzee Mer du Nord - Saint Catherine メール・デュ・ノール(サンカトリーヌ店)
「北海」というお魚屋さんがやってる立ち食いバー
- 投稿日2016/03/14
さくっとランチしたり、立呑みができる魚屋さん
- 投稿日2016/03/11
ブリュッセルのグランプラスから徒歩で約10分弱の所に、聖カトリーヌ広場があります。冬にはクリスマスマーケットが開催される場所で、周辺にはシーフードなどのレストランがたくさんあるグルメな場所です。
その広場に面して「La Mer du Nord」という「北海」という意味の魚屋さんがあります。もちろん魚や魚介類の惣菜を買うだけのお客さんもいますが、立食用のテーブルがあるので、その場でオーダーして食べる為に利用するお客さんも多いです。ビールやワインなどのお酒もあるので、立呑み感覚で楽しめます。
メニューは新鮮な魚介を使った「まぐろのステーキ」や「カルパッチョ」などから、ベルギーならではの「小海老のコロッケ」や「ムール貝のフライ」などもあり、目の前で料理された出来たてをその場でサクッと食べる事ができます。
季節によっては、マーチェスという生ニシンがあったり、冬にはムール貝を生で食べる事もできます。ただ、旅行中の場合は、疲れている時や以前貝に当たった事がある方は、生食にはご注意ください。
冬であれば、魚介スープ(約5ユーロ)も体が温まっておすすめです。
数人で立呑みしながらシェアして食べると、色んな種類が楽しめますね。
テイクアウトもできるし、サンドイッチもあるので、ホテルへ持ち帰ってゆっくり食べるのも良いですね。
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ジャンルシーフード
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エリアブリュッセル
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住所
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電話番号+32-2-5131192
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営業時間フィッシュモンガー・デリカテッセン:[火-金]8:00-18:00、[土]8:00-17:00、フィッシュバー:[火-土]11:00-18:00、[日]11:00-18:00、オイスター・スモーブロー:[火-土]11:00-20:00
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定休日[フィッシュモンガー・デリカテッセン] 日・月曜日、[フィッシュバー] 月曜日、[オイスター・スモーブロー]日・月曜日
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予算~15ユーロ
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公式サイト
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