AA BBQ AAバーべキュー

フィリピンのローカルフードの定番と言えば「BBQ（バーベキュー料理）」が挙げられます。
フィリピンのBBQは、日本で言うBBQと少しスタイルが違い、いわゆる「串焼き」のことを指します。
主に豚肉・鶏肉を少し甘めのケチャップソースで味付けし、炭火で焼き上げます。

街を歩けば至る所でBBQショップを見つけることができますが、その多くが屋台形式です。価格が非常に安く、庶民の強い味方と言えるでしょう。
しかし、旅行者にとっては衛生面での心配があるため、あまりおすすめできないのが正直なところです。
そこで、「旅行者が安心してBBQを楽しむには？」というリクエストに応える際におすすめできるのが、この『AA BBQ』なんです。

『AA BBQ』はセブ市内及びその周辺とマクタン島で店舗を構えるBBQチェーン店です。
今回ご紹介するのは、ラホグにある店舗。
ITパークやホテル「ウォータフロント」から徒歩５分で、通りには韓国料理店やフィリピン料理レストランがたくさん並んでいるエリアにあります。

店に入るとまずは食べたい食材を選びます。食材はガラスケースの中に並べられています。豚肉・鶏肉・エビ・イカ・魚・貝類など、その種類は豊富です。
食材を選んだ後、調理方法を決めます。串刺しのBBQスタイルの場合は「グリル（grill）」と伝えましょう。
料理は、ガラスケースの食材以外にも、写真付きのメニューの中から選ぶことが可能です。スープ料理やデザートなども取り揃えています。

オーダーを済ませた後、席に着きます。席に着くとスタッフがライスと飲み物のオーダーをとってくれます。
会計は食事が終わった後、テーブルで行います。支払いは現金のみで、カードは使用できないのでご注意ください。

数あるメニューの中から筆者がおすすめするのは「SHRIMPS WITH SCRAMBLED EGG（エビ入りスクランブルエッグ）」、220ペソ（約440円）です。
濃い目の味が多いフィリピン料理ですが、この料理は日本人にも合うあっさりとした味です。プリプリのエビと野菜のシャキシャキ感が絶妙ですよ。

また、この店の人気料理「PORK BBQ（ポークバーベキュー）」もおすすめです。
少し甘めのタレで焼き上がった串は、香ばしい香りと共に食欲をそそります。一串20ペソ（約40円）です。

一皿のボリュームがやや多いため、グループで訪れて、いろいろな料理を注文しシェアするとお得ですね。
または、BBQ串を数本と料理を１～２品注文し、ビールを飲みながら居酒屋のように利用するスタイルもアリです。ビールは一本55ペソ（約110円）です。
予算は一人300～500ペソ（約600～1,000円）ほどで十分満足することができますよ。
注文等、日本語での対応はしていませんが、メニューには写真があるので、指差しで問題ありません。

是非一度『AA BBQ』でフィリピン料理「BBQ」をお試しください。

旅行者から屋台に行きたいと言うリクエストが多数あるのですが、
正直困ってしまいます・・・
と言うのも、外食文化がある某アジアの国では中流層の人も屋台を利用するため、
日本人旅行者が利用しても問題無いレベルの店構えや衛生管理となっております。
しかしここフィリピンでは抵所得者・貧困層向けの屋台が主流のため、
とてもとてもおススメできるレベルではないのです。

しかしこのAAバーベキューなら庶民の雰囲気を感じながら激安で味わえる、
旅行者も安心して食事を楽しめる屋台風レストランで、
当然地元の人にも大人気で流行っているんですよ（チェーン店）。

店の玄関口に設置されたガラスケースの中やカウンター上に、
肉類から魚・エビ・イカ・貝などのシーフードが並べられ、
素材を選び調理を方法を指定できるスタイルが特徴で、
基本はグリルで焼いてもらうか油で揚げる、またはスープにするといった具合で、
その他カウンター上部には一般のフィリピン料理メニューも写真で掲示され、
そちらをオーダーすることも可能。

ここでの筆者おすすめは、GAMBAS（ガンバス＝エビチリ）なんですが
青唐辛子を刻んだものが入っているので、ちょっとピリ辛。
これがまたフィリピンビール・サンミゲルのつまみには最高！
実はガンバス、各店で味わえるメニューなので、
のん兵衛の方はぜひ他店と食べ比べてみるのも楽しいものです。
ぜひ自分好みの味をお探しください！