Ice Giants Desserts & Snacks アイスジャイアンツデザート&スナック

暑い時に食べたくなるものといえば「アイスクリーム」ですよね。年間を通して暑いセブでは、いつでも手軽に食べることができるアイスクリームショップがたくさんあります。その中でも、甘い物大好きフィリピン人がこぞって詰めかける評判のアイスクリームショップがあります。その名は『アイス・ジャイアンツ(Ice Giants Desserts & Snacks)』です。

もともとミンダナオ島にあるダバオで営業をスタートしたお店ですが、現在はセブ島にも２店舗あります。場所はセブ市庁舎そばの「Capitol Cebu City店」と商業施設シティタイムスクエア内にある「Mandaue（マンダウエ）店」です。今回はシティタイムスクエアにある「Mandaue（マンダウエ）店」についてご紹介します。

この店はマンダウエ市、パークモール（ParkMall）の隣にあるシティタイムスクエア（CityTimeSquare）にあります。正面入口から入って奥へ進むと左手にお店が見えます。シティタイムスクエアは、韓国料理や中国料理のレストランやおしゃれなバー、カフェなどがあるため、連日沢山の人で賑わっている商業施設です。アヤラモールからタクシーで約20～30分、マクタン空港からは約30～50分（交通事情による）ほどで行くことができます。

店内に入ると、色鮮やかな内装に南国セブ島ならではの明るさを感じることでしょう。筆者としては「ちょっと色使いが派手だなぁ」と思ったのは内緒ですよ。そしてこのお店の特徴といえば店員さんのコスチューム！一見すると「セーラー服？」と思えるような可愛らしいユニフォームを着ています。このユニフォーム、女性店員だけでなく男性店員も同じ物を着用していますよ。旅の記念に店員さんと一緒に写真を撮るのもいいですね。

さて、気になるメニューについて見ていきましょう。やはりメインはアイスクリーム系の商品ですね。アイスにフルーツをトッピングしたものや様々な種類のパフェなど、甘いもの好きにとってはたまらない商品がそろっています。

その中でも「組み合わせ」という意味の「Concoction（コンコクション）」といわれる商品が大人気です。これは、かき氷をベースに、新鮮なフルーツとアイスクリームをトッピングして作られたもので、トッピングの組み合わせは16種類にもおよびます。98～158ペソとお値打ち価格。また、メニューはアイスクリームだけでなく、ピザやパスタ、フライドチキンなど食事系も充実していますよ。

今回筆者は、Concoctionの中からこの店のベストセラーである「Halo-Halo Special（ハロハロスペシャル）」と、食事メニューの中から「Mexican Tostada（メキシカントスターダ）」を注文しました。

■Halo-Halo Special（ハロハロスペシャル）について
フィリピンの有名なデザートのひとつであるハロハロ。「ハロハロ」とは現地の言葉（タガログ語・ビサヤ語）で「ミックスする」という意味になります。その名の通り、ハロハロを食べる際は豪快に混ぜ合わせるのが正しい食べ方です。このお店のハロハロの特徴をひと言でいうなら「クセのない上品な甘さ」ですね。筆者はどちらかというと甘いものが苦手です。そんな筆者がスプーンの手を止めることなく一気に平らげてしまったことが、いかにこのハロハロが美味しかったかを物語っているでしょう。バニラ・チョコ・ウベ（紫芋）の３種類のアイスクリームと、細かく砕かれた氷、そして甘さ控えめのシロップ。豪快に混ぜ混ぜしちゃってください！　大満足間違いなしですよ。価格は148ペソです。

■Mexican Tostada（メキシカントスターダ）について
これは、メキシコ料理の一つであるトルティーヤ（トウモロコシの粉で作られた生地）を油で揚げたものに、細かく刻んだトマト、タマネギ、レタスにミートソースとチーズがトッピングされた料理です。パリパリの生地と野菜の食感がマッチして、とても食べやすい料理です。とはいえ、あふれんばかりに盛り付けられた野菜のせいで口へ運ぶ際にこぼれやすくなっているのはご愛敬。甘いものが苦手な方に是非挑戦してほしい一品です。価格は144ペソです。

週末の夜はお店が大変混雑するため、混雑を避けたい方は平日のお昼過ぎに訪れるのがいいでしょう。大人数の場合、仲間とシェアできるビッグサイズの商品も沢山ありますよ。支払いは現金のみ対応しています。