2019年8月下旬、SMシーサイドシティセブ(以降SMシーサイドと呼ぶ)のすぐ隣に、セブ島では初となる本格的な大型水族館がオープンしました。SMシーサイドのマウンテンウイング(西側)から徒歩約3分、マクタンセブ国際空港からはタクシーで約40~50分です。※道路状況による
1.5ヘクタールの広大な敷地に趣向を凝らした展示が用意されており、水族館というよりは「海洋テーマパーク」と呼ぶのが相応しいでしょう。
入場料は800ペソで、身長2フィート(約60cm)以下の子どもは無料です。ちなみにローカル料金があり、平日のみ600ペソとなります。※クレジットカードの利用可
館内には様々なコーナーがあり、順路に沿って進んでいくとすべて回ることができます。全て見て回るのに2時間もあれば十分ですが、半日ほど掛けてのんびり回ることも可能です。ここからは各コーナーを順にご紹介していきます。
まずは「ジャングルトレック」というコーナーがあります。ここではジャングルの中を探検しているような雰囲気を味わえ、熱帯地方に生息する水生生物を見ることができます。その次は、は虫類コーナー。サソリやヘビ、タランチュラなどもいます。
その後エスカレーターで上の階へ進み、バードゾーンへ進みます。ここでは、南国特有の色鮮やかな鳥に餌付けをすることができます。※写真撮影込みで200ペソ
お次は海洋コーナー。ここにはセブ島近辺に生息する海洋生物が展示されています。室内の照明が暗めに設定されており、幻想的な雰囲気となっています。映画などで見たことがあるような魚たちもたくさん泳いでいますよ。
その後、一度屋外へ出るとそこは体験ゾーンとなっています。別料金でエイに餌付け(1,000ペソ)をしたり、フィッシュスパ(20分100ペソ)でドクターフィッシュによる角質除去をしたりすることができます。同じフロアーには野外ステージがあり、そこではバードショーが行われています。こちらは無料で観覧することができますよ。
そして個人的にもっともオススメなコーナー「オーシャナリウム」へと進みます。ここには、まるで海の中を歩いているような体験ができる水中トンネルや、360°の巨大な円形水槽があります。巨大なクエやエイが優雅に泳ぐ様は見ていて飽きませんね。水中トンネルは自撮りをする人でごった返していましたが、こんな素晴らしい光景なら誰もが写真を撮りたくなると思います。
最後は、観客席が備わった巨大水槽へと進みます。筆者が訪れたときはこれといった特別な催し物は行われていませんでしたが、将来的にはここで水中ショーが行われると思います。
入場料金が必要なエリアはここまでで、その先にはお土産ショップ・レストランがあります。再入場はできないため、すべて見学し終えてから立ち寄りたいですね。
今回初めてセブ・オーシャンパークを訪れたのですが、館内の動線含め、いろいろよく考えて作り込まれているなぁと思いました。確かに日本にある数々の水族館と比べると、イルカショーのような特出したものはありません。ですが、セブ島で知育施設とも呼べる大型水族館が誕生したというのは、嬉しいことだと感じます。
館内にある案内表示は全て英語です。日本でも見たことがある魚が「英語ではこんな名前なんだ」とちょっとした発見があり、英語の勉強にもなりますね。
また、セブ島へやって来た観光客にとっては、仮に天候不良でマリンアクティビティが中止になった時に、振替で訪れると良いのではないでしょうか。すぐ隣にあるSMシーサイドとセットで訪れれば、食事や買い物もまとめて済ますことができるでしょう。
Cebu Ocean Park セブ・オーシャンパーク
カリパイ
(セブ島在住ブロガー)
【新名所】セブ島に新しくオープンした水族館「セブ・オーシャンパーク」
- 投稿日2019/12/18
- 更新日2020/02/17
2019/12訪問
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ジャンル動物園・水族館
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エリアセブシティ
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住所
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アクセスセブ国際空港から車で約40分 または セブ・ピア1(フェリーターミナル)から徒歩約60分
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電話番号+63-32-888-5288
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営業時間10:00-18:00
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定休日無休
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予算入場料 ~700フィリピンペソ
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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