コロンボ市Sir James Peiris Mawatha 沿いにあるベイラ湖に浮かぶ小さなお寺です。道路の反対側はコロンボ経済成長を象徴する高層アパートやビルが建設中です。
桟橋の前で入場料300ルピーを払い、桟橋を渡ったら履物は脱いで中に入りましょう。
ここはスリランカの有名な建築家ジェフリー・バワが設計した寺院で、中に入るとお寺とは少し違った雰囲気を持っています。
スリランカにある他のお寺に比べると、とてもシンプルでカラフルな飾り物がない代わりに光と影のコントラストが室内を幻想的に照らしています。湖畔に反射する光で寺院の中はほどよい明るさになっています。
時間があればぜひ真ん中の仏堂に座ってみてください。細い柱が屋根を支えているため壁がなく、仏堂を風が吹き抜けていきます。柱の間からはベイラ湖が見渡せ、バワ建築では有名な建築物と自然の一体化がここにも表れおり、湖を近くに感じられます。
仏堂には3体の仏像がありタイ、ミャンマー(お坊さんはビルマと言っていた)、日本の仏像が飾られていました。
タイの仏像は黒ヒスイ、ミャンマーの仏像は白ヒスイ、日本の仏像は木製です。
10分もあれば回れるくらいの広さですが、何もせず何時間座っていても構わないそうです。
小さい寺院ですが菩提樹もちゃんとあります。
バスは150番(シーマ マラカヤが終点)か、145番、166番バスでガンガラマ停留所下車。タクシーの場合はサー・ジェームス・ピーリス・マーワタで降ります。湖に浮かぶ青い屋根の寺院が目印です。
Seema Malakaya Temple シーマ マラカヤ寺院
さすがのジェフリー・バワ建築。寺院と湖が一体化する安らぎの寺院
- 投稿日2017/03/06
スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワによる仏教寺院
- 投稿日2015/09/29
コロンボフォートの南、ベイラ湖に浮かぶシーマ・マラカヤ寺院は、スリランカの偉大な建築家ジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa, 1919-2003) による仏教寺院です。ジェフリー・バワと言えば、ホテルなどの建築物や国会議事堂のデザイナーとして知られていますが、仏教寺院は珍しく、人気の観光スポットになっています。
外観は青と白を基調にしたシンプルなデザインながら、素材として木を多用し、スリランカの仏教寺院には見られない斬新なアイデアが取入れられています。また、周囲に配置された仏像なども個性的で、一体一体の表情や表現には違いが見られ、興味深く見て廻ることが出来ます。
一方、ベイラ湖周辺は、コロンボ市で開催されるフェスティバルの中心地にもなっており、毎年2月の満月の日(ナワム・ポーヤデイ)に行われるペラヘラ祭り、5月の満月の日(ウェサック・ポーヤデイ)に行われるウェサック祭りなどは、観光客も十分楽しめる盛大なお祭りです。
行き方は、コロンボフォート駅から101番のバスに乗り、ガンガラーマ寺院(Gangarama Temple)で降りると直ぐ前です(12ルピー)。スリーウィーラー、タクシーでは、約3km、200-250ルピーです。
入場料は無料。所要時間としては、この寺院だけであれば約30分。近くのガンガラーマ寺院(入場料:500ルピー)を含めると約1.5時間見ておくと良いでしょう。
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ジャンル寺・神社・教会
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エリアコロンボ
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住所
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アクセスWalpola駅から車で約4分
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電話番号+94-11-2327084
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営業時間24時間
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定休日無休
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
シーマ マラカヤ寺院周辺のおすすめ観光スポット
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