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モロッコ 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

和田 麻弥 (トラベルデザイナー)

商業と笑いの街では、笑顔で値段交渉も楽しんで

  • 街歩きおすすめ
  • 定番人気

 マラケシュは、サハラ砂漠を越えて隊商が行き来していた時代から、東は中東、南はアフリカ、北はヨーロッパからの品々が集まる交易の中心地として栄えた街。大阪のような威勢の良さとテンポの良さがあり、何事にもオモロさを含ませて笑わせた者勝ち的な、独特の雰囲気があります。

 職人の数ではフェズに劣るものの、マラケシュに溢れる色彩感に魅了された外国人がもたらした、新しいデザインや考え方を取り入れ、次々と職人の手による新しい雑貨たちが生まれています。
 そんな事からも、モロッコ雑貨好きが買い物をするなら、断然マラケシュ。スークと呼ばれる商業区域をぐるりと回り、「これは」と惹かれるモノを目指してひたすらアンテナを立ててショッピング!

 といえども、膨大な商品の中から一つ選ぶというのは、それなりに大変なのだと思わされるのが、選択肢がありすぎる時のお買い物。
 その商品が欲しいのは安いからなのか、それとも値段ではない何かに惹かれてそれが欲しいのか…。
 あら?お買い物って、さりげなく哲学の時間だったのかも?と気づいたら、オシャレなカフェで深呼吸。あっという間に過ぎ行く1日を、心ゆくまで楽しんで!

HISAE (モロッコ専門旅行社代表)

最新モロッコ雑貨を見つけるならココ!

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最先端のモロッコ雑貨を探すならココ。歩くたびに新しいネタを目にするので、いつ行っても楽しい。
昔は入口のドアもなく、商品がところせましと雑多に置かれたお店がほとんどだったのに対し、最近ではこぎれいでお洒落なお店も多くなってきています。

ヨーロッパ人デザイナーがデザインした洗練された雑貨や洋服を扱うお店だと、安心してお買い物出来ます。
ただし、その分値段はお高めになりますが…。また、そういうお店は値段交渉もだいたい不可。
モロッコの旧市街(メディナ)のスーク(市場)でのお買い物は、値段交渉必須!とよくガイドブックにも書いてあります。

値段が書いていないお店ではもちろん必須ですが、最近は値段をつけたお店もちらほら。
値段交渉に疲れた方はそういうお店でお買い物するといいでしょう。
旧市街は大体迷路のようになっているので迷子になりそうですが、マラケシュの旧市街はフェズのそれよりも歩きやすいです。

最近ではリアドやホテルでマラケシュ市内マップを置いているところが増えてきたので、それを片手に歩けば、よほど脇道にそれない限りは難なく歩けるでしょう。
一番分かりやすいのは、ジャマエルフナ広場にある、Café de France(カフェ・ド・フランス)の正面あたりにある道、Rue Semarine(スマリン通り)。これをずっとまっすぐ歩くだけでも十分楽しめます。
不安な人はこの道をまっすぐ行って、そのまま戻ってくれば迷う心配なし。
道なりにまっすぐ行けば、観光名所でもあるベンユーセフマドラサやマラケシュ博物館があるエリアにもぶち当たります。

慣れてきたらちょっと曲がって冒険するのも良い。
迷ってしまったら、とりあえず近くのお店の店員に「ジャマエルフナ」と言って広場の方角を聞いてそちらへ向かって歩けばなんとかなります。
その際、その辺でふらふらしている人に聞くのではなく、店番をしている人に聞くようにしましょう。
そうすれば、「僕がガイドしてあげるよ」などと言ってついて来て、法外なガイド料を請求されることもありません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。