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チェンマイ (タイ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

Wat Muen San ワット ムーン サーン

Tui☆ (レストラン経営)

極美の「銀細工レリーフ」は必見!「日本人戦没者慰霊碑」にも祈りを…

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チェンマイ門から空港方面に向かう「ウアラーイ通り」(サタデーマーケットでおなじみ)を進むと「牛の祠」があります。そこから左手に見える銀細工で装飾された門を入ると、そこが「ワット・ムーンサーン」です。

こちらのお寺にはいつも参拝客がおらず、本堂にも鍵がかかっていて参拝できなくなっていますが、このお寺の最大の見どころは入ってスグ左手にある「小さなお堂」にあるのです。

伝統的な銀工芸で有名なウアラーイ通りにあるお寺ということでおわかりと思いますが、外側の見事な装飾だけで驚いてはいけません。お堂の中に入ると精緻かつ美麗な「銀細工」のレリーフが壁にも窓にも柱にも、びっしりと満たされているのです。あまりの見事さに言葉を失い、ひとつひとつに見入っているうちに時が経つのを忘れてしまいます。

銀細工レリーフは、一枚の板を背面から丁寧にトンカンと打ち出して表現しているのだそうですが、どうやったらこんなに立体的で微細な表現ができるのだろう?と唸るしかありません。

主題は仏教説話やラーマヤナ物語の場面を描いたものから、ヒンドゥーの神様たち、北部タイの昔ながらの暮らし、チェンマイの歴史に関するものなど、多岐に渡っています。

お堂を出ると、境内には第二次世界大戦時の日本軍の「野戦病院跡」があり、その前に「日本人戦没者慰霊碑」が建っています。毎年8月15日にはこの場所で「戦没者慰霊祭」が行われます。

野戦病院跡はインパール作戦に従軍した兵士の遺品や写真などを収めた「資料館」にもなっていますが、残念ながら通常は公開していません。鍵を管理しているお坊さんがその場にいれば開けてくれるらしいので、興味のある方はぜひ尋ねてみてください。

2017/08訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。