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クスコ (ペルー) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

LIMO Cocina Peruana & Pisco Bar リモ コシーナ ペルアナ&ピスコ バー

KAYOQUITO (観光ガイド、翻訳者)

アルマス広場を眺める二階で落ち着いてフュージョン料理を楽しめる

  • ペルー料理がおいしい
  • 定番人気
  • 有名人ご用達

スシロール(23ソーレス~)や日系のティラディート(魚のスライスのマリネ 33ソーレスから)にチャーハンもある、ペルー料理と他の国の料理のフュージョンが魅力的なレストラン。

中庭の階段を上がった二階に入り口があり、少しわかりにくいが、その分落ち着いた雰囲気にあふれています。
クイやセコ(肉のコリアンダー風味シチュー)、ロモサルタード(55ソーレス)、セビチェといったペルー料理もありますが、スシも人気で、ガリやワサビ、醤油とともに食べます。ただしワサビは結構キツイので要注意。

つきだしにアンデス原産ジャガイモのフライと3種類のピリ辛ソースが出てきますが、
ピリ辛ソースをそのまま料理に味を加えるのに使うこともできます。
窓際のテーブルは大変人気があり、予約をしておくことをお勧めします。
VISA、MASTER、AMEX、DINERSカード可。

藤本 Jorge 亮治 (旅行会社役員)

ペルー料理と日本食のフュージョン

  • フュージョン料理がおいしい
  • 人気急上昇

アルマス広場正面(カテドラルの左側)にあるコロニアル風の建物の2階のレストランで、バルコニー席からは広場を眺めながら食事ができます。

ジャンルは「ペルー料理&日本料理のフュージョン」です。
リマでは寿司(巻き寿司)が人気上昇中ですが、クスコではまだポピュラーではないので、クスコで巻きを提供する貴重なレストランの一つといえます。

この[Limo]という名前は、 ají limo というペルー料理を代表するセビッチェに欠かせない、ペルーのトウガラシから来ています。
リモは、特に海産物を全面に出していて、セビッチェやティラディート(tiraditos:魚の切り身に色々なソースがかかっているもの)、そしてMAKIS(巻き寿司)などがお勧めです。
加えてリモのHPでは、チャーハン(arroz chaufa )もお勧めとなっています。

まずフリーアペタイザーとして、皮つきのフライドポテトが、3色ソースと共に出てきます。
飲み物は、ちょっと変わったレモネードがあります。(すべて11ソル)

・カムカム・レモネード(カムカム=アマゾン地帯の、フトモモ科の果物。ビタミンCを最も多く含むスーパーフルーツ)
・ミント・レモネード (緑色できれいです) 
・ココナッツ・レモネード(白いレモネードで、トロピカルな味です)

前菜ですが、海産物がお勧めなので、セビッチェ(Cinco Elementos)を頼んでみました。
その名の通り「5つの要素」=白身魚、レモン、アヒ・リモ、塩、紫玉ねぎの5つを和えたシンプルなセビッチェです。
メニューには料金の記載がなく、「市場の料金、ウェイターに聞くように」という表示があります。

巻き寿司は、興味深い種類が幾つかあります。
例えば、お店の名前を冠したSushi Rolls Limo(23ソル/5個入り)は、クリームチーズ、海老フライ、スモーク・トラウト(鱒)が巻かれていて
上にアボカドと、アヒ・リモのマーマレード(赤い甘いソース)がかかっています。
1つ1つは一口サイズで、見た目もお洒落です。

他にお勧めの巻き寿司は、ガーリック・ロール(23ソル)。
中身は海老フライ、蟹、アボカドで、上にはサーモンが載っていて、ガーリック・マヨネーズソースがかかっています。
そして、スプラウトが散りばめられています。

ちなみに、お寿司を頼むと、醤油とは別に、ガリ・わさび・ウナギの蒲焼ソースの3点セットが付いてきます。割り箸も出てきます。

また、巻き寿司風のカウサ(つぶしたポテトのサラダのようなペルー料理)というとっても珍しいメニューもあります。
Deep fried causa roll はカニとサーモンとアボカドがカウサで巻かれて、丸ごとフライしてあります。

メイン・ディッシュですが、わざわざレストランまで来てチャーハン?と思いますが、せっかくなのでHPお勧めのチャーハン(48ソル)を頼んでみました。
海老や貝類が入った海鮮チャーハンで、ご飯がちゃんとパラパラとしていて、味もしっかりついていて美味しかったです。  
(マッシュルームも入っていました)

そして、なんと「サーモンのたたき」(55ソル)もあります。
オリーブオイルで表面を軽く焼いてあり、肉厚のサーモンがとても美味しかったです。
アボカド、トマト、レタスなどのオーガニック・サラダつきです。(大豆と唐辛子のドレッシングだそうです)

海産物が売りのレストラン・リモですが、勿論肉料理もあります。
アンデスっぽいもの食べてみたい方には、アルパカ・ロースのキノット付き(lomo de alpaca con quinotto 55ソル)が断然お勧めです。
(キノットとは、キヌアのリゾットのことです)
お肉はローズマリーが効いていて、炭火焼きでジューシー。
ポートワインのソースがかかっています。
ペルーの黄トウガラシ(アヒ・アマリ―ジョ)とマッシュルームのキノットも美味です。

他の肉料理としては、牛ロースのグリル(lomo de res 60ソル)もあります。
肉も柔らかで、チミチュリソース(アルゼンチン発祥の香草ソース)がアクセントになっています。
ペルーの黄トウガラシの黄色いリゾット付です。
リゾットは、ご飯がやや固めでしたが、チーズが濃厚で美味しかったです。

デザートはあまり種類がないのですが、面白そうなものとしては、キヌア・プリンです。(Crema volteada de quinua 24ソル)
三角形のキヌア・プリンに、いちごが付いています。(バルサミコソースがかかっています)
プリンは、日本のプリンのような滑らかなものではなく、やや荒め・固めです。

他にも、「ため息のラザニア」(lasaña de suspiro 25ソル)という興味深いネーミングのデザートがあります。
揚げワンタンに、カスタードクリームで和えた柑橘類のフルーツやマンゴーがはさみ、3段に重ねてラザニアに見立てています。

珍しいオリジナルレシピも多く、非常に人気のため夜は満席になることもあります。
ペルーに根付きつつある日本食のフュージョン料理はクスコならリモでしか味わえません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。