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クスコ (ペルー) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

KAYOQUITO (観光ガイド、翻訳者)

世界遺産の街の中心はインカと外国文化のコンタクトが見られる場所。

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クスコの地元の人間と外国人観光客が常に集う街の中心。
有名なレストランやみやげ物、旅行会社がたくさん集まり、クスコの観光はここを拠点に広がっていきます。

今でこそスペイン風の町並みになっていますが、インカの時代からここには広場があり、インカ歴代皇帝の宮殿が立ち並んでいて、広場には海から持ってこられた白い砂が敷き詰められていて、さまざまな宗教儀式が行われていました。

しかし、スペイン人たちがそうしたインカの建造物を壊して教会やヨーロッパ風の屋敷を建てたのです。
インカの建築を土台として利用した部分もあり、今でも広場のそこかしこにインカの剃刀一枚通さない石組みが残っていて、そうしたものもぜひ注目していただきたものです。

多少、行商がうっとおしいのが玉に瑕で、また一部を除いて歩行者天国となっています。

藤本 Jorge 亮治 (旅行会社役員)

クスコに着いたらまず行きたいメイン・スクエア

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クスコの空港からタクシーで走ること約20分、クスコ市の心臓部、アルマス広場に到着します。
アルマス(Armas)とは、スペイン語で「武器」と言う意味で、武器を調達したり、避難所として広場が使われたことに由来があるようです。
(スペイン、ラテンアメリカ諸国では、「メインスクエア」を意味する語として、良く使われています。)

ペルーにはどんな小さな町にも、アルマス広場(メイン・スクエア)が必ずあります。
クスコのアルマス広場は、インカ時代にはハウカイパタHawkaypataと呼ばれていて、まさにクスコの心臓部でした。

ハウカイ(Hawkay)とは、ケチュア語で、「休む、楽しむ、喜ぶ」といった意味で、「ハウカイパタ」とは、「喜びの場所、休む場所」を意味します。
ですからインカの人々にとっては楽しみの場、そして安らぎの場でした。
かつてインカの人はこの場所で、インティライミ(太陽の祭り)を始め、様々な儀式を行ったようです。

現在でも、アルマス広場はクスコ市民や観光客の憩いの場となっており、様々なイベントが行われる場所でもあります。
この場所は、毎年6月24日に行われるインティライミ(太陽の祭り)では、祭りの第2部(3部構成)の舞台としても使われています。
(ちなみに、インカの時代には、6月21日の冬至に、この広場だけで行われていました)

クスコのアルマス広場には、カテドラル(大聖堂)や、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会(イエズス会の教会)があります。
また広場の真ん中には、噴水と黄金色のインカ像があり、観光客のフォトスポットともなっています。
広場の四面はコロニアル風のアーケードが巡らされており、ATMや両替屋も沢山あります。
ペルーレイル社のオフィス、マクドナルドやケンタッキー、スターバックスを始め、観光客用のレストランや旅行代理店、お土産屋などが立ち並んでいます。
世界遺産に登録されているので、広場周辺のお店の看板は黒でないといけないという規定があるため、マクドナルドなどの馴染みのマークもすべて黒なのが、興味深いですね。

アルマス広場のスターバックスのある角からロレト通り(Calle Loreto)が繋がっています。
ロレト通りは、元々はInti K`ikllu(太陽の道)という名前だった場所で、最もインカ時代の石組みが残っている道となっています。
(全長約200メートルあります)

観光客が宿泊するホテルも広場近隣に沢山あるので、アルマス広場周辺のホテルを手配すると便利です。
広場では、観光ポリスが見回っているので、安心です。(時々、セグウェイに乗った観光ポリスを見かけることもあります)
ただ、ベンチでゆっくり座っていると、靴磨きの少年やお土産売りのおばさんなど、商売の人がよく近づいてきます。

ちなみに、2015年6月25日より、平日の9:00-21:00の時間帯、週末・休日は終日、広場への車両の乗り入れが禁止されています。
ですので、現在アルマス広場は歩行者天国となっており、観光客が安心して歩けるようになりました。

  • ジャンル
    広場・公園 世界遺産
  • エリア
    クスコ
  • 住所
  • アクセス
    アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港から車で約17分
  • 電話番号
    +51-84-240006
  • 営業時間
    24時間
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。