Ba Na Hills バーナーヒルズ

ダナン市内から車で40分ほど、19世紀末にダナン在住のフランス人たちが避暑地として使っていた地を再開発したテーマパークです。

全長5771km、高度差1368mのロープウェイからは、ダナンの風景を楽しみながら乗ることができます。乗車時間は約20分ほどです。

日本でも話題になった“神の手”に架かっている「ゴールデンブリッジ」はこちらのバーナーヒルズにあるものです。施設内、ロープウェイの乗換地点となります。天気の良い日は橋の上からダナン市街を一望できます。

山頂のロープウェイ終点地点には屋内施設と屋外施設があります。
屋外施設は建物も景観も中世ヨーロッパをイメージした造りで、石畳の道に洋館…と、何だかベトナムじゃないところにいるような気分になります。

時間帯によってはダンスやマジックショーなども行なわれます。また、二人乗りのカートで山へ登ったり下ったりを楽しむといったようなアトラクションは子供からも人気です。

屋内施設にはお化け屋敷やフリーフォール、無料のゲームセンターがあります。
施設内には30店舗の飲食店があり、ベトナム料理からファストフードまで楽しめます。ビールなどのアルコールもありますよ。

迫力のある景観からベトナム色が濃い楽しみ方まで、さまざまな魅力が心に残るテーマパークです。

チケット料金は大人700,000VND、子供550,000VNDです。子供料金は年齢ではなく身長130cmまでとなりますので、ご注意ください。

バーナーヒルズ（バナヒルズ）はダナンにある高い丘で、実はふたつのギネス記録を持つ。

正確には丘ではなく、そこに辿り着くまでのケーブルカーで、
この高低差とケーブルの長さが世界一を誇り、
なんと長さは5700メートル、標高差は1400メートルという。

実際に乗ってみると、5分、10分、15分…と、いつまでも経っても山の斜面を登り続ける景色に、
段々と恐くなるかもしれない。
しかし、割り切って楽しんでしまえば、雲さえも突き抜けていくその高さに爽快感を得られるはずだ。

一年を通して暑いダナンだが、流石に山頂まで行くと相当に冷えてくるので、
何か一枚二枚は羽織るものがあるといいだろう。

ケーブルカーの終着駅を出ると、そこはいきなりヨーロッパ風の建物が広がる。
ここは2015年4月にオープンしたばかりの「フランス村」。
ベトナムがフランス領インドシナであった時代、多くの高原地帯にヨーロッパ風の建物が築かれ、
そこではフランス人が保養所として過ごしていた。
その多くが取り壊されたが、フランス村はそんな景色を現代に再現したテーマパークだと言える。

失礼ながら、建物はベトナムらしかぬ出来の良さ。
ただし、園内には雰囲気と全く合わないクラブミュージックが流れていたり、
フランス村と言いながらイギリスの近衛兵の格好をしたベトナム人がサンバを踊っているあたり、
良くも悪くもベトナムらしさ全開で楽しめる。

バーナーヒルズまではダナン市街地から車で40分ほど。
ケーブルカーのチケットとフランス村への入場料はセットで55万ドン（執筆時点で3000円程度）、
ベトナムではかなり高額な部類に入るが、ギネス級は伊達じゃない。

ダナン市街地から車でおよそ40分の道のりを経て、山の麓まで向かいます。

到着したら、お土産ショップ兼カフェスペースで一休みをした後、
そこからロープウェイに乗って5km以上にわたって山を上がります。
高度差1300m以上、全長は5km以上で、これはキャビン、重量とあわせて、
オープン当時はギネス記録に登録されたようです。

霧がかかった向こうにはうっすらと洋館のような建物と、中世を感じさせる尖塔の建物が見えてきます。

「バーナーヒルズ」は標高の高い山に建つ巨大アミューズメントテーマパーク。
中世フランスの時代を感じる建物がいくつも並び、宿泊エリアもあります。

また、尖塔の建物の中は、小さな子供から大人まで楽しめるアトラクションが満載。
エリアは年々拡大していて、フランス村や蝋人形館、巨大な大仏エリアなど、見どころは多々あります。

ダナンの郊外にあるので、ツアーを催行している旅行会社に依頼するか、
タクシーを1日チャーターするのがいいでしょう。