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グラナダ (スペイン) 危険情報の現地クチコミ

現地のプロ(2人)詳細

 
  • 1 アルバイシン地区
  • 2 グラナダ中央駅
  • 3 グラナダ市内北部地区
  • 4 グラナダ大聖堂

グラナダ全域で注意したいこと

盗難は避けられる?注意すべき点はこれ!

日本は治安が比較的良いためかそれに慣れてしまい、旅先でもリラックスしすぎてにスリや強盗に遭ってしまった…という話をよく聞きます。

グラナダは、アラブとスペインの文化が見事に融合したエキゾチックな都市。この独特な雰囲気を味わい、楽しいひとときを過ごすためにはどうしたら良いのでしょう?

たとえば、見た目で即「高額」とわかるブランド物を身に着けて歩くことは、出来るだけ避けたほうが無難です。また、集団でおしゃべりに夢中になっていると、いつの間にかスリに携帯電話からパスポートまですべて盗まれてしまった、というようなことも起こり得ますので注意しましょう。

異国の地で周囲に気をつけてばかりいては、楽しい旅を満喫することができないかも…。しかし、「転ばぬ先の杖」として、少なくとも高価そうに見える服を着用したり、著名ブランドのバッグを持って出歩くことは避けたほうが良いでしょう。

また、アルハンブラ宮殿や市内で、カタコトの日本語を使って話しかけてくる現地人(とおぼしき人)がいることもありますが、絶対に注意してください。「日本語で話しかけてくれた!」と気を取られていると、その間に貴重品を盗まれていた、などということもありますので、くれぐれもご用心!見分け方が難しいかもしれませんが、日本人を狙って近寄ってくる人に対しては絶対に注意が必要です。

気温差に注意!

日本では1日の最低気温と最高気温の差が7-8度になる地方がほとんどですが、グラナダは海抜が高いせいで朝の気温が低く、午後にはスペイン南部独特の強い陽射しが差すので、1日の気温差が冬場で11度、夏場だと15度を超えることが多いです。よって朝の気温を基準に1日の服装を考えると大変なことになります。

また、年間の気温差も大きく、1月の平均最低気温は1度なのに、7月や8月は18度、平均最高気温も、1月は13度で、7月は34度です。ただし日本より乾いているので、34度と言っても日蔭は涼しく過ごしやすいため、日向で長居しなければ疲れません。

タクシーに乗るときの注意点

危険というわけでは決してありませんが、グラナダ空港から市内(のホテル)までタクシーで行く際の注意です。

空港で手荷物やスーツケースを受け取ったら、タクシーで宿泊先に行く人も多いでしょう。そんなときに気をつけてほしいのは、タクシーの料金です。故意にでは決してないと思いますが、メーターに20ユーロと表示されていても、支払いの段階になると税を上乗せされた金額が表示されることがあるかもしれません。5ユーロ(約600円)ほどであればいいでしょうが、20,30ユーロを上乗せして請求するドライバーもいますので、注意してください。これを避けるためには、まず最初に乗るときに「●●ホテルまでいくらかかりますか?」と聞いておくことです。そうすると、あらかじめ上乗せした金額を伝えてきますので(100%、というわけではありませんが)その時点で、再度考え直すことも可能です。

また、特に夜(午後9時以降)に空港に到着した場合などは、夜間料金と称してかなりの高額を請求されることもあります。いずれにせよ、乗る前にドライバーにいくらかかるかを聞いておいて参考にすると良いかもしれません。

シエスタや日曜日の休業時間

マドリードやバルセロナの中心部では、1日中開いている店やモニュメントが多いのですが、グラナダなどの地方都市では、全国チェーンでない地元の店や一部のモニュメントは14時ぐらい~16時半、あるいは17時頃(店によっては17時半!)までシエスタ休憩として閉めているところが多いので要注意です。また、マドリードの中心部では日曜日も営業している商店が多いものの、スペインでは州ごとに法律が異なるので、アンダルシア地方では、日曜日は通常スーパーもデパートも閉まっています。年に限られた日数だけ、日曜日でも開けることができるのです。

バルのタパスの豆知識

グラナダのバルでワインやビールを注文するとタパス(小皿料理)が付いてきます。拒否しても安くなりませんから、うまく利用して下さい。同じアンダルシアでも、コルドバやセビリアでは基本的にない習慣です。1日中開いている店でも食事時間でないとタパスが付かなかったり、店によってはソフトドリンクではタパスが付かないところもあるので要注意です。タパスを選べる店もありますが、多くの店では、店が決めたタパスを出します。他の人のテーブルを見て、どんなものが出ているかを見てから店に入るのも良いでしょう。

1 アルバイシン地区

  • エリア
    グラナダその他
  • ジャンル
    旧市街・古い街並み
    世界遺産

美しき「世界遺産の丘」が持つ、裏の顔

アルバイシン地区は、サン ニコラス展望台やダーロ通りなど、魅力的なスポットが多い世界遺産の丘ですが、人通りの少ない狭い路地も多く、ひったくりや強盗などの被害も出ています。

丘の下にあるアラブ人街やヌエバ広場辺りや、丘の頂上にあるサン ニコラス展望台辺りは観光客も多く、まだ安全に思われますが、その間の地区は時間によっては人が少なく、サン ニコラス展望台から降りて行く時に後をつけられてしまうと危険です。丘の上に行く時には、路線バスかタクシーでの移動をお勧めします。

夕方から夜にかけての一人歩きは禁物!

アルバイシン地区はグラナダの旧市街にあり、城塞都市として発展した歴史があります。その上、アルハンブラ宮殿やサン・ニコラス展望台、本場のフラメンコが鑑賞できる著名レストランなどがあり、観光客がたくさん集まる地区でもあります。地区内にはアラブ文化の名残りがここかしこにあり、異国情緒にあふれた美しい場所なのですが、小路が入り組んでおり、昼間はともかく、夜暗くなると簡単に道に迷ってしまうことも。

道に迷ったので、地元の人(だと思って)道を尋ねたら、そのスキにパスポート入りのバッグを取られた!というような被害もあると聞きます。この地区に単独で夕方以降訪れるときは、他の観光客の人たちと一緒に行動することをおススメします。また、この地区からホテルへ夕方から夜にかけて帰る場合はぜひ、タクシーを利用して下さい。決して、徒歩の一人歩きはしないように!

2 グラナダ中央駅

  • エリア
    ベイロ

人の集まる駅周辺は、夜の一人歩きに要注意!

グラナダの駅は、もっとも賑わうグラナダ市の中心から少々離れているのが特徴です。駅周辺は、昼間ならもちろん一人歩きも心配ないのですが、午後8時以降は人通りも少なくなるため、単独行動をするのは避けましょう。なぜかと言うと、スリ、そして強盗の被害に遭う率が高いからです。こうした犯罪の目的は、金品はもちろん、パスポートも狙われますので、くれぐれも夜間は一人歩きしないように注意して下さい。

やむを得ず夜間に駅に到着してしまった場合の移動は、駅前に停車しているタクシーを利用するようにして下さい。中央駅からはバスも発着していますが、夜間に1人で利用するのはやめたほうが無難でしょう。

3 グラナダ市内北部地区

  • エリア
    ノルテ
  • ジャンル
    散策路・道

興味本位での立ち入り禁止、素通りしたいエリア

バス・ステーションやカルトゥハ修道院辺りより北側の地区は、市内でも特に貧しい地区で、残念ながら麻薬売買も頻繁に行われています。この地区の治安の良くない様子は周囲の建物や人の雰囲気ですぐにわかるので、わざわざそこに入って行く人もいないでしょうが、バス・ステーションを利用したりカルトゥハ修道院に行ったりする場合には、できるだけ周囲を歩き回らず、路線バスやタクシーで移動することをお勧めします。

  • エリア
    セントラル ディストリクト
  • ジャンル
    寺・神社・教会

大聖堂に見とれている間に…スリには要注意!

1523年に建築が開始されたグラナダ大聖堂(カテドラル)は、グラナダ市民の信仰の中心的存在。外観はもちろんのこと、内装も息をのむほど美しく、その荘厳さに圧倒されるでしょう。

1年中、多くの観光客が訪れる観光スポットのひとつですが、残念なことに彼らをねらったスリや、置き引きが頻繁に発生していますので注意が必要です。大聖堂の撮影に夢中になっている間に、ハンドバッグやリュックサックからお財布を抜き取られていた…ということもあり得ますので、くれぐれも周囲には注意を払うようにしてください。

もうひとつ注意してほしいのは、ジプシー系の人たちです。小学生から中学生くらいの子供が近寄ってきて、ローズマリー(ハーブ)の枝を押し付けてきて「これにさわれ!」というジェスチャーをすることがあります。促されるままに枝にさわったり、手に持ったりすると「これは恋を成就させる木です。あなたは1度さわりましたね。●●●ユーロください」などと英語で話しかけてきて、お金を要求してきます。こうしたかかわりを持ちたくない人は、子供が意味もなく近寄ってきたら、くれぐれも注意してください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。