Van Phuc Silk Village シルク村

ハノイ市内から南西に約10キロ、ヴァンフック（Van Phuc）にあるのが通称シルク村（ヴァンフック村）です。ハノイ市内より少し郊外のここは、Hadong（ハドンの市街地になります。
この地域の絹織物は100年以上の歴史があり、ここに住む約9割の人がシルク関係の仕事に携わっています。村の入り口にはお寺があり、その奥にのびる通りにはのんびりとした雰囲気でシルクの店が並んでいます。入り口の通りにある店はきれいなお店ですね。Trien Van Mao.というお店は、隣にシルクの工場もあって中を見学させてくれます。ガタンガタンと音のする昔ながらの織機で織物を織っていて、実演もしてくれます。しかし何と言っても、ここには女性にとって垂涎もののシルク製品があふれています。何よりびっくりするのはその安さ。シルクスカーフは4万ベトナムドン前後（220円程度）、冬物ストールも8万ベトナムドン前後（440円程度）と信じられないほどのお値段です。ハノイの旧市街にもシルクの店が集まるシルク通りがありますが、ここはその半値から3分の1くらいの値段です。入り口よりも奥の方にある店の方が安いそうです。さらに屋台っぽい店の方はさらに安いかも？また、AM（アム）橋を渡った右手の川沿いに、新しくシルクショッピングロードもあります。（ここを村の入り口とまちがえるかもしれませんね。村の入り口は橋を渡ってもう少し行ったところです。）150メートルほどの小道に約30軒ほどのシルク専門のお店が並んでいます。この村は観光地らしくなく、ハノイの人もあまり知らないそうなのですが、シルク製品を買うならぜひおすすめのところです。タクシーはあまり通らないところなので、帰りはハドンの市街の通りまで歩いて出ればいいですね。ハノイ市内に行くバス（2番）もありますよ。