ベトナム北部にある世界遺産、ハロン湾は“海の桂林”とも呼ばれており、3,000ほどの奇岩と島々が海上にそそり立っています。龍の親子が口から吐き出した宝石が島になったとの言い伝えもあり、神秘的な光景を生み出しています。
ハロン湾まではハノイから一般道で3時間半、高速を使って2時間ほどかかります。日帰りのツアーもありますが、ゆっくり湾内を観光するのであれば、船上泊プランがおすすめです。
今回、私が乗船したのは「ダイナスティー クルーズ ハロン」。
乗船料には4回の食事(ビュッフェスタイル)と、各島でのアクティビティ参加費が含まれていました。食事はベトナム料理とウェスタン料理で、その他ソフトドリンクやアルコール類は別途料金がかかります。
お部屋は全室バルコニー&ジャグジー付きのバスタブがあり、アメニティにはミネラルウォーター、歯ブラシ、クシ、カミソリ、シャワーキャップ、綿棒、シャンプー、ボディーソープが備えられています。
テレビはありませんが、エアコンの効き具合をはじめ、お風呂の水圧や温度も問題なく、快適に過ごせました。シャンプーを使ったら、髪の毛がゴワゴワになるタイプのもののようでしたので、それが気になる方はご自身で使い慣れているものや、コンディショナーやトリートメントを別途持参するといいかもしれません。
乗船者が参加できるアクティビティには、スンソット洞窟、真珠養殖場見学&カヤック(別途料金)、ベトナム料理教室、イカ釣り、早朝船上太極拳、ティートップ島での海水浴、ハイキングなどがあります。各島への移動は小型モーターボートを使って移動し、到着後の移動は徒歩となります。
すべてのアクティビティには船上スタッフが同行しますが、説明などは英語での対応となります。
なお、アクティビティへの参加は自由ですが、スンソット洞窟はハロン湾最大の鍾乳洞で、冒険映画に出てきそうな雰囲気なので、ぜひ参加してみるといいですよ。スンソット洞窟は、山道を歩いていくだけでなく、広大な洞窟内を歩くので、歩きやすい靴とタオルを持っていくことをおすすめします。
私が参加したツアーでは、船内のWi-Fiも、ロビーとレストランのみで利用できました。お部屋では接続できなかったので、ポケットWi-FiやSIMカードを入れておくと安心です。
夜はイカ釣り体験をしてみたり、デッキにあるバーでお酒を楽しんだりっするのもいいでしょう。持込みもOKなので、乗船前にお菓子やお酒を買っておくと、夜のハロン湾を更に楽しめると思いますよ。
ハロン湾1泊のクルーズツアーは、2名利用時の1名あたりの料金で、現地ベトナム系の旅行会社を利用した場合は140USDほど、日系旅行会社では180USDぐらいからあるようです。また、宿泊プランを利用すると、ハノイからの往復バス移動も含まれていることが多いようですので、予約する旅行会社のサイトなどで確認してみてください。
個人でハロン湾まで行く場合は、ハノイ市内からリムジンバスの利用してバイチャイまで向かいます(所要3時間半ほどのバスで120,000VND程度、高速利用バスの場合は150,000VND程度)。運行会社によって料金は異なるようです。ただし、ローカルな乗合バスのため、英語もほとんど通じません。そしてバイチャイのバスターミナルからは、ご自身でタクシーかバイタクなどを利用して、船着き場まで移動する必要があります。乗船する船によって船着き場が分かれていますので、ご注意ください。
お手軽なのはやはり、ハノイ市内からの往復送迎バスが付いているハロン湾クルーズのツアー商品です。事前によくご確認のうえ、ハロン湾を楽しんでみてくださいね。
なお、ハロン湾クルーズを利用の際は、日帰り、宿泊ともに、船内へのペットボトルの持込みが禁止されたとの情報もありますので、お気をつけください。
Ha Long Bay ハロン湾
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ベトナムを代表する世界遺産である「ハロン湾」。
エメラルドグリーンに輝く湾には、大小約2000もの奇岩が林立しており、
ゆったりと流れる時間と絶景を楽しむことができます。
クルージング中は、それらを余すことなく写真に収めたいという気持ちと、
自分の目と体でじっくりと観賞に耽りたいとの両者の気持ちとで、
軽く興奮状態になってしまうほど。
「ハロン湾」が見せる表情は昼間、夕暮れ時、夜とで変わり、どれも神秘的です。
クルージングプランは、半日のものもありますが、ぜひ宿泊プランで訪れてみてください。宿泊プランにすれば、より大きな船で遊覧できるので、甲板に設置されている椅子も多く、また船内レストランもずっと広く快適です。
ちょっと疲れたなと思えば自分の部屋に帰って1人ゆっくりできますし、
よりゆったりまったりしたいい時間をお過ごしになれます。
さらに夜船上で観るDVD観賞会や、
朝日を臨みながらの太極拳などを楽しむことができます。
ハノイ市内からのアクセスは、バスかチャーターした車で約4時間。
ツアーの値段やクルージングの値段も会社や選択したプランによって大きく異なります。
ローカルバズで行けば、片道9~15万ドン(約450~750円)程度ととってもお財布に優しい値段でいけますが、車内にトイレはなく、乗るバスによっては、シート幅が狭く長時間の乗車は苦痛だと感じるかもしれません。
また、大奮発した贅沢旅行プランとしては、ハノイ―ハロン湾を水陸両用機で周遊も含んだ約40分で移動し、5つ星クルージングで1泊、その後帰りも同様に水陸両用機で、
ワクワクハラハラを楽しみながら一瞬で帰ってくるという、
ハイアウ航空のハロン湾ツアープランもあります。
こちらは、プロモーション期間などによって値段は異なりますが
1人10万円くらいかかります。
予算と快適さの中間で言えば、ハノイ市内からの専用バスでの送迎付きツアーを申し込むのが一番おすすめです。
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ジャンル海岸・岬・港 世界遺産
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エリアトゥアンチャウ アイランド
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住所
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アクセスハノイ キンマー バスターミナルからホンガイ行きバスで約4時間 または ハノイ発のツアーで行くのが一般的
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。