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ハノイ (ベトナム) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

黒坂 文男 (日本語教師)

ハノイの郊外にある伝統的な陶芸の村

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ハノイの郊外にバッチャン村があります。ハノイのホアンキエム湖の東、ホン河に架かるチュンヅウォン橋(ロンビエン橋の南に架かる橋)を渡ってホン河沿いに南に下ったところにあります。ハノイの市街地からタクシーで20分(25万ドンくらい)です。バッチャン焼きは、現在ではベトナムの陶磁器として有名ですが、このバッチャンで作られた陶磁器のことをバッチャン焼きと言います。バッチャン焼きの歴史は古く15世紀頃にはもう作られていました。当時のベトナムでは交易が栄えていて、このバッチャン焼きがアジア、西洋に輸出されました。バッチャン村そんなに大きな村ではありません。でも、村の中はほとんどの家が焼き物を作っており、店になっています。日本人の観光客も多く、日本語の看板や日本語が話せる店員のいる店もあります。村の中に日本語で!「紹介と展示古物所」と書いた看板の家では、古いバッチャン焼きが展示されています。バッチャン焼きにもいろいろあって、どれが特徴的なバッチャン焼きなのかと思いますが、竹、トンボ、金魚、菊、ハスなどのデザインはバッチャン焼きらしい絵柄です。特に「松、菊、竹、桃」はベトナム代表する植物で、これらの絵柄のものがよく目につきます。村の中の店を回るのもいいですが、お勧めは村の中心にある焼き物の市場です。小さな店が軒を連ねここではバッチャン焼きなら何でもそろっています。バッチャン村には帰りのタクシーがないのでチャーターしておかなくてはなりませんが、行きだけ利用して帰りはバスを利用するのもいいでしょう。市場の前はバスのターミナルで47番のバスがロンビエンの終点まで行っています。バスは7000ドンです。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。