ほとんど高いビルのないヘルシンキの中心部を歩いていると目につく高い塔が、ソコスホテル・トルニ。
トルニは、フィンランド語で「塔」という意味です。
このホテルは、ヘルシンキでも最も古いホテルの1つで、1931年にホテルとしてオープンしました。
100年以上の長い歴史のあるホテルの建物は、アールデコとユーゲントの2つの建物からできていて、
それぞれのエリアでは、廊下やお部屋の雰囲気も、まったく違っています。
チェックインの際に、タブレットでお部屋の写真を見せてもらえ、好きなほうのエリアを選べるという、
うれしいサービスがありますが、どちらも素敵なので選ぶのが大変かもしれません。
客室は、アートを含め、それぞれが個性的な内装で、まさに快適で素敵な滞在が楽しめます。
また、宿泊客以外にも人気のあるアテリエ・バーは、ホテルの14階にあり、ヘルシンキの街が一望できます。なんと、
このバー、トイレに行っても、素敵な街の景色を楽しむことができるのです。
場所はなんといっても街の中心。
フィンランドで最大のデパート、ストックマンやトラムストップも歩いてすぐですが、
広い通りから少し中に入ったところにあるので、騒音に悩まされることもありません。
便利な場所にある歴史ある建物の、素敵なお部屋に滞在して、行き届いたサービスを受けられるホテルです。
Solo Sokos Hotel Torni ソロ ソコス ホテル トルニ
アールデコとユーゲントのお部屋が選べるホテル
- 投稿日2015/02/19
- 更新日2016/01/08
広く文化人に愛された社交場は今もなお
- 投稿日2015/02/12
- 更新日2016/01/08
ヘルシンキに現存する建物のおよそ9割が1920年代以降に建てられたことはあまり知られていない。20年代というのはフィンランドが独立(1917年)を果たし、第一次建築ラッシュを迎える時期。その中でもいまだにひときわ目立つ建造物がこのホテルだ。トルニ(タワー)の名にふさわしく、13階建て、69.5メートルの勇姿は市内の方々から眺めることができる。
1931年の開業からしばらくはフィンランド随一の高層ホテルとして名を馳せた。しかしそのユニークさは高さだけではない。設計には著名な建築家であるヴァルター・ガブリエル(Valter Gabriel Jung)を起用。アールデコの外観とクラシカルな内装が見事に調和し、ロビー、階段、客室それぞれが独立した芸術的な空間を作り上げている。作曲家のジャン・シベリウスや作家のミカ・ヴァルタリなど、フィンランドを代表する文化人に愛されたのもうなづける。
オープン当時から話題を集めていたこの場所は、一種の社交場として機能していた時期が長く、その伝統は今も続いている。中庭および屋上テラスのバーは他にない独得の雰囲気を持ち、宿泊客のみならず、地元っ子を始め、観光客の人気が高い。特に屋上テラスは絶対のおすすめ。周囲360度、ヘルシンキ市内を一望できるポイントは数えるほどしかないからだ。飲み物ともに展望を楽しめるという条件を加えれば、ここしかない。
2006年の改装により、モダンにリニューアルされた客室は機能性が高まり、現代絵画の様相を呈する。一方、重厚なインテリアは古典的な美しさを残し、その対比も面白い。館内でいろいろ楽しめるホテルだ。
中央駅から500メートル。目抜き通りをストックマンデパート方向に進むと、群を抜いてそびえるタワーが右手に見えてくる。見落とすことのないランドマークが宿泊先になるのは、それだけで楽しい。
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ランク5つ星ホテル ?
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エリアヘルシンキ
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住所
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アクセストラム2・6/6T番線 Ylioppilas talo(ユリオッピラスタロ)駅下車 徒歩3分
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電話番号+358 20 1234604
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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