SOPPAKEITTIÖ ソッパ・ケイッティオ

以前はアンティーク屋内市場として知られていたヒエタラハティ屋内マーケットが、
ヘルシンキ南港の本家マーケットホールのリニューアルに伴い、
生鮮食品テナントがどーんと引っ越して一気に活気づいたのが2012年。
その後港のマーケットホールも工事が終わり再オープンしましたが、
ヒエタラハティに残ったテナントも数多くあります。

ソッパ・ケイッティオは訳すと「スープ・キッチン」。
2003年にハカニエミ屋内市場に誕生したのが始まりで、２号店がヘルシンキ南港のオールド・マーケットホール、
そして2012年にこのヒエタラハティが３号店となっています。

ここ3号店が他と違うポイントはランチ・レストランだけでなくカフェでもあり、スペースも十分あること。
平日の開店時間も8時～16時と朝早い観光客にも助かる時間帯です。
ランチ前に、またはランチの後に小腹が空いてしまったら、
ここでプッラ（フィンランド伝統の甘いバンズ）かクロワッサンをコーヒーとぱくつくのもいいですね。

お勧めは何と言っても毎日のスープ３種類。
売り切れたものからボードから消されますが、人気のブイヤベース（9.5ユーロ）は毎日ありますのでご心配なく。
パンも数種類お好きなものをお選びいただけます。
この日は赤かぶ＋ヤギのチーズのスープもありました。
量は結構あるので、食べ終わっても空腹という心配はまずありませんのでご安心を！

ヘルシンキにある3つのマーケットホールオールドマーケットホール、ハカニエミマーケットホール、ヒエタラハティマーケットホール全てに支店を持つ有名なスープ屋さん。

メニューは3種類あり、地元紙にも絶賛された名物・ブイヤベース9.5ユーロ以外は毎日日替わりで提供されます。

パンとハーブをたっぷり混ぜた特性のパン用オリーブオイルがセットで付き、パンオイルはセルフサービスでサイドテーブルから取る仕組み。

・根菜、豆、トマトスープなど季節の野菜を使ったのベジタリアンスープ
・チキンスープ、グーラッシュグヤーシュなどの肉を使ったスープ
・ブイヤベース

などがあり、ベジタリアン・ビーガンの方でも気軽に足を運べるのが嬉しい品揃えになっています。

値段の割りに相当なボリュームのスープが出てくるので、食べ応え・コストパフォーマンスも高い、お財布にも優しい良心的なお店だと言えるでしょう。

オールドマーケットホール店、ハカニエミ店はランチの時間帯11時から14時は大変込み合い、席の確保も困難なので、座席数の多いヒエタラハティ店が意外な穴場です。

また、テイクアウト英語だとテイクアウェイと言いますも出来るので、店内が混雑しているときなどはお持ち帰りにして、ホテルや近くの公園でピクニックしながら食べるのもいいかもしれませんね。

朝8時から10時まではプーロ日本のお粥のようなものと呼ばれるフィンランドの朝ごはんが食べられます。


【行き方】
トラム6番 Hietalahdentori下車、徒歩1分