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ヘルシンキ (フィンランド) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Lappi Restaurant ラッピ・ラビントラ

上原 朋子 (旅行コーディネーター、シェフ)

ヘルシンキ中心地にあるフィンランド料理のレストラン。日本語のメニューもあるので、英語が分からなくても安心。

  • フィンランド料理がおいしい
  • 定番人気

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ヘルシンキの中心地にあるフィンランド料理のお店。木をふんだんに使った店内のインテリアは、フィンランド北部、ラップランドのサマーコテージを彷彿とさせ、ヘルシンキにいながらフィンランドの田舎町にいるかのような気分を味わえます。

客層は圧倒的に観光客が多いということもあり、スタッフは流暢な英語でメニューの説明をしてくれます。さらに、このレストランで一番嬉しいのは日本語のメニューを置いていること。フィンランド語が話せなくても英語が苦手という方でも安心して注文できます。

観光客が多く訪れる、英語圏のガイドブックに掲載されるほどの有名なレストランということもあり、訪れる際にはやはり予約が必要です。予約はホームページより簡単に行えますが、当日予約を希望される場合は、直接電話にてお問い合わせください、とのことです。電話でも英語で丁寧に対応してくださいますよ。

このレストランの良いところは日曜以外は祝祭日問わずオープンしているところ。例えばフィンランドでの滞在期間が夏季休暇中であったり、年末年始や祝祭日などと重なっていても、日曜でなければ安心して訪問できます。

このレストランをオススメする理由はずばり、フィンランド名物のトナカイを使った料理を食べられること。狩猟の盛んなフィンランドではムース(ヘラジカ)や鹿肉、トナカイといった森の恵みは、寒さの厳しいフィンランドでは昔から貴重な食料でした。特にトナカイはフィンランド北部のラップランド地方にしか住んでいない動物なので更に貴重な食材で、脂身の少ない上質な赤肉は、高級料理に位置付けされています。

ラッピのトナカイ肉を使った煮込み料理(23.50ユーロ)はこのレストランの人気メニューのひとつ。トナカイの煮込み料理は、フィンランドでは食べておきたい伝統料理のひとつでもあります。しっかり煮込んで柔らかくなったお肉とマッシュポテト、そしてポイントとなるリンゴンベリーのジャムが料理にとても合います。日本では肉料理に甘いジャムを添えるなんて、なかなか考えられない組み合わせですが、これがまた料理に合うんです!ジャムといってもとても甘いのではなく、酸味のあるリンゴンベリーの特徴を引き立てるように甘さも控えめにしているので、甘いものが苦手という方でも安心してご注文いただけます。

また、臭みのない上質なフィレ肉をグリルでいただくトナカイフィレのグリル焼(39ユーロ)も、お店のおススメメニューのひとつだそうです。肉好きの方には是非、味わっていただきたいフィンランドの名物料理です。

ラッピにはさまざまなユニークなお酒もあります。食前にスパークリングワインにブルーベリーのリキュールを混ぜたブルーベリーロイヤル(8ユーロ)で乾杯するのもいいかもしれませんね。

支払いはクレジットカード利用可。ビザ、マスター、アメリカンエキスプレスが使えます。

【行き方】
トラム1、3、4、7、6/6T、10番線 Ylioppilastalo(ユリオッピラスタロ)駅より徒歩5分

2018/01訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。