Pompier Espa ポンピエール（エスプラナーディ店）

ヘルシンキの中心地にあるエスプラナーディ通り。南と北エスプラナーディ通りに分かれたこの通りこそヘルシンキの目ぬき通りで、
クリスマスの時期にはクリスマスマーケット、夏にはフィンランドを代表するファッションブランド、マリメッコのファッションショーを行ったり、
ストリートミュージシャンが演奏していたり、とても賑やかで一通りの多い場所なのです。
そんなこの通りに面してあるのがレストランポンピエールのエスプラナーディ店。

フィンランド法務省に隣接するポンピエールエスプラナーディ店は、
カジュアルな雰囲気のレストランが流行りのヘルシンキにしてはゴージャスな雰囲気。
フランス料理にインスピレーションを受けたシェフたちが、自国の食材を取り入れ作った料理にフレンチの技術をうまく取り入れ
、融合させた形でスカンジナビアン料理を提供しています。

そんなポンピエールの一番賑やかな時間帯は平日11時〜14時まで提供されているランチ。
ランチタイムは予約制ではないため、到着した順にランチをサーブ。50席用意されている店内はいつもたくさんの人でいっぱいです。
ランチタイムはすぐに満席になってしまうほどの人気ですが、テーブルの回転も早く、少ない待ち時間でテーブルに案内してくれます。

ランチは日替わりで、サラダブッフェと日替わりスープが13ユーロ、日替わりのウォームディッシュが11ユーロ、
サラダバー・スープ・ウォームディッシュとコーヒー/紅茶のセットが19ユーロです。
サラダブッフェはセルフサービス。店内入り口付近にあるスタンドから自由に選ぶことができます。
サラダと言ってもグリーンサラダだけではなく、オーブンポテトやスイートポテト、ブロッコリーやカリフラワーのローストなど、
少し手の混んだサラダもあり、サフランやハーブなど、スパイスを上手に使ったサラダは絶品。
野菜好きな方や旅行中で野菜が少し足りてないな、という時などは、こちらのサラダバー、オススメです。

ウォームディッシュは季節に合わせてチェンジ。例えば冬だと牛肉の煮込み料理やラザニアなど、結構なボリュームでサーブされるので、
物価の高いフィンランドではこのようにコスパのいいランチは貴重です。
スープはフィンランド伝統料理でもあるサーモンスープやオニオンスープ、長ネギとジャガイモのスープなど、
寒い季節には体の芯まで温まるスープが日替わりで登場します。

サラダビュッフェ、スープ、ウォームディッシュ、食後のコーヒーまたは紅茶全て含まれたランチセットは19ユーロで、
ランチでがっつり食べて夜は軽めに食べるフィンランド流の食事スタイルをお楽しみたい方、
美味しいものをたくさん食べたい、という欲張りさんはこちらもオススメです。

ランチは日替わりなのでオススメが難しいですが、やはりサーモンスープがオススメです。
フィンランドといえばこれ！という名物料理でもあるので、もしレストランを訪れた日がサーモンスープの日なら、是非お試しください。
ランチとは打って変わってディナータイムはのんびりとお食事を楽しめるようになっています。
コースメニューも3〜5品までのコース料理（それぞれ39ユーロ、44ユーロ、49ユーロ）を揃えていますが、
スターターからメインディシュ、デザートまで、それぞれ単品で頼むことももちろん可能です。
フレンチベースの店らしく、エスカルゴ（13.50ユーロ）やアントルコート（33ユーロ）などもありますが、
オススメはマスカルポーネのニョッキ（21ユーロ）。
パルメザンチーズとトマトソースの相性も抜群で、ワインが飲みたくなる、濃厚でゴージャスな味わいです。

料理はもちろん、味と質にこだわったというワインも試す価値あり。
料理にあったワインやこういうワインが飲みたいんだけど、、というリクエストがあればお気軽にスタッフにお尋ねください。
サービスのプロがご希望に沿ったワインを紹介してくれます。

残念ながら日本語を話すスタッフはいないため、フィンランド語、スウェーデン語、英語でのサービスとなります。
レストランの予約はホームページから。簡単に行えますよ。
支払いは現金の他、ビザ、マスター、ダイナーズクラブ、アメリカンエクスプレスの利用が可能。
場所はヘルシンキ中央駅から徒歩12分、エスプラナーディ公園沿いにあります。