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ヘルシンキ (フィンランド) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Old Market Hall オールドマーケットホール

花奈 (ライター)

ヘルシンキの大人気マーケットでお土産を探そう

  • いろいろ買えておすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気

オールドマーケットホールはヘルシンキで最初にできた屋内マーケットです。レンガ造りの建物は、フィンランドを代表する建築家グスタフ・ニューストロムによって設計され、1888年に建築がはじまり、1889年にオープンしました。

ホールには長い通路が2つあり、チーズや魚、野菜やフルーツなどの食料品店、パンやスイーツ、紅茶やコーヒー、ジュースなどが並ぶショップが通路の両側にずらりと並んでいます。
食べたり飲んだりを楽しみながら、みやげ探しができるいちおしスポットです。

おもなおすすめショップを紹介しましょう。
まず、フィンランドで絶対に買って帰りたいライ麦パンやフラットブレッド、無添加のカレリアパイなら、Konditoria Matti ja Mariです。フィンランドのライ麦パンは味が特別なうえ、健康にもいい優れもの。日本に帰っていちばんに恋しくなるフィンランドの味です。できれば、帰国日前日に買って、食べきれない分は即冷凍庫に保存。当分の間、フィンランド気分が味わえます。ソーセージロールやミート入りのペストリーなどもあるので、ホテルやエスプラナーディ公園で食べてもおいしいです。  

もう少し甘いケーキやタルト、ペストリーやパイなどが好きなら、1903年からあるパンのお店Hongiston leipämyymäläへ。ここにはグルテンフリーのおやつもあります。
さらに健康志向で、オーガニックフードを探しているなら、ベジタリアンショップのVegetaariがあります。
おいしいコーヒー、チョコレート、ビスケットなどをグローバルな視線で探しているなら、フランス、ベルギー、イタリア、イギリス製のグルメ製品が揃うDeliDeliをのぞいてみてください。きっとお気に入りのアイテムが見つかります。
スイーツのお土産ならば、手作りチョコレートのKultasuklaa Oyがおすすめです。元々は家族経営の会社で1990年創業の老舗です。チョコレート工場はイッタラガラスセンターで有名な町イッタラにあります。

フィンランド製ではありませんが、ポーランドの肉や乳製品、お菓子などの専門店Puolan Herkkuには、ポーランドの手作り陶器も販売されているので要チェックです。
上質なワインをはじめアルコール飲料の専門店alkoもあります。

オールドマーケットの買物にはエコバッグがあると便利です。
ちなみに、肉製品は真空パックや加熱している製品でも日本には持ち帰れません。マーケット内で売っているトナカイのソーセージや缶詰などを食べてみたいならば、フィンランド滞在中に食べましょう。また、マーケット内にはカフェやレストランもあるのでショッピングの合間に軽食も楽しめます。
 
オールドマーケットホールの基本的な営業時間はありますが、店によっては異なることがあります。
エスプラナーディ公園から徒歩約5分。ヘルシンキ中央駅からトラム2番Eteläranta下車すぐです。

 

2017/06訪問
上原 朋子 (旅行コーディネーター、シェフ)

グルメ好き、地元の人と交流した人にはたまらない場所であること間違いなし! 美味しいもので訪れた人を笑顔にする、フィンランド人優しさを垣間見ることの出来る人と人とのふれあいの場所

  • 食品おすすめ
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気

マーケットホール、と聞くと皆さんどんな場所を思い浮かべますか?

コンビニの普及した日本では、買い物の際も店員さんと挨拶すら交わさなくなったので、
最近では若者は市場などで買い物をしなくなった、と聞いたことがあります。

このオールドマーケットホール(フィンランド人にはKauppahalli、カウッパハッリまたは英語でマーケットホールというだけでも通じます)は、
1888年に始まったとされており、その頃から現在に到るまで、ヘルシンキ市民の胃袋を支えてくれています。

マーケットホール内では地元の人をはじめとする常連さんや観光客で賑わっています。
「マーケットホール」というだけあり、お店で店員さんに注文し挨拶をしながらお買い物するのがフィンランド流。
最近の日本では味わえない交流があるので、フィンランド語が通じなくても身振り手振りを交えて意思疎通をし、
買い物を楽しむのも旅の楽しみの一つとしていいかと思います。

店内にはお肉や生魚などを扱う生鮮食品売り場のほか、
チーズ専門店、ガイドブックなどでも有名なスープ屋さん・Soppakeittiö(ソッパケイッティオ)やコーヒーチェーンのロバーツコーヒー、アルコール専売店・ALKO(アルコ)やStory(ストーリー)という人気カフェもあり、バラエティ豊かです。
マーケットホールには無料のトイレもあるので、休憩も可能。

オープン時間は朝の8時からなのですが、その時間から営業を開始しているのは一部の生鮮食品店とカフェのみなので、
雑貨屋さんやスープ屋さんが営業を開始する10時〜11時頃を目安に観光するのがベスト。
ほとんどのお店でビザ、マスターカードが利用でき、英語でも流暢に対応してくださいます。

私がよく行く、そしてお客様とご一緒の時に人気なのはやはりサーモンの量り売り。
一枚から購入できるので、少しずついろんな味のサーモンを味見したい、という場合に覚えておくと便利です。
値段はサーモンの種類や日によって変わりますが、
私が訪れた日は普段よくオープンサンドに乗っている塩漬けサーモンが100グラム6.50ユーロで購入できましたよ。

隣接するマーケット広場も一緒に観光すると更に楽しめると思います。

少し残念な話題なのですが、マーケット広場、及びにマーケットホール付近では、観光シーズンが始まると同時に度々スリや置き引きの被害が報告されています。
美味しそうな食べ物や店員さんとのやりとりに気をとられているうちにカバンのチャックが何者かにかけられていた、
ただぶらぶら歩いているつもりだったのに気付いたらお財布がなくなっていた、という話も多々ありますので、
観光客の集まるところでは良からぬ輩も集まる、という事を常に肝に命じて、カバンや貴重品は目の見える範囲に持って移動するのが懸命です。

また、最近のヘルシンキでも、道端でお金を請求する物乞いも増加傾向にありますので、観光中も気を引き締めて、ヘルシンキの街をお楽しみください。

【行き方】
トラム2、3番線Eteläranta(エテラランタ)駅下車 すぐ。

2018/03訪問
  • ジャンル
    市場・ストリートマーケット
  • エリア
    ヘルシンキ
  • 住所
  • アクセス
    ヘルシンキ中央駅からトラム2番Eteläranta下車すぐ または M1・M2 ヘルシンキ大学駅から徒歩約10分
  • 電話番号
    +358-9-310-23550
  • 営業時間
    [月-土]8:00-18:00 [日]10:00-17:00
  • 定休日
    無休
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。