北京ダックは名前の通り北京の名物料理ですが、実は中国人からは
「香港で食べる北京ダックが一番美味しい」と言われているという噂もあるほど。
香港に数ある北京料理店の中で、長い歴史とリーズナブルなお値段、フレンドリーなサービスで
地元っ子に愛され続けているお店といえばここ鹿鳴春です。
ダックはそれぞれのテーブルの目の前で切り分けてくれます。
観光客も多いお店なので、スタッフもみんな撮影ポイントをわかっていて、
フレンドリーに写真撮影に応じてくれますよ。
本場北京では、パリパリのダックの皮だけを切り分けて食べるのですが、
香港式北京ダックは、豪快に身も一緒に切り分けられます。
まるまると肥ったダックは肉厚でやわらか。
こんがりとツヤツヤに焼かれた皮はパリパリ、身はジューシー。
ダック独特の濃厚な脂の旨味が味わえます。
北京ダック以外にも、定番北京料理の数々が楽しめます。
日本人が想像するいわゆる中華料理が一通り揃っていて、どれを頼んでも
ハズレの無い安定感抜群のお店です。
日本人駐在員が日本からのお客さんをもてなす姿をよく見るのも納得です。
うれしいのは、ほとんどの料理が大、中、小の3種類用意されていること。
通常、中華料理は大皿なので大人数でしか楽しめないのですが、
ここなら2、3人から楽しむことができます。
尖沙咀東(イーストチムサーチョイ)駅すぐのショッピングモール「K11」の東側にあり、
尖沙咀東のホテルエリアからも近い便利な立地です。
外から見えるお店の壁に直接手書きで店名が書かれていたり
「香港で一番、北京ダック」と日本語で書いてあったり、
かなり歴史を感じる古びた外観のビルなので、
入る前は色んな意味で若干不安になるような感じもありますが、それもまた魅力(笑)。
常に混雑しているお店なので、予約をしてからお出かけください。
お一人様約200ドルくらいから
※サービス料が10%かかります。
Spring Deer 鹿鳴春飯店 ロッメンチュン
どれを頼んでもハズレ無し!安定感抜群の地元人気店
- 投稿日2015/10/15
1969年創業、北京ダックと言えばここ!観光客から地元の人まで、広く長く愛され続けている老舗レストラン
- 投稿日2014/09/30
尖沙咀駅と尖沙咀東駅のちょうど真ん中ぐらいに位置する老舗北京料理店。
目玉料理はもちろん「北京填鴨」(北京ダック)!
北京を始めとする中国北方ではパリっと焼かれた皮のみを食べることが多いですが
こちらは中国南方の「皮+肉」というスタイルで提供されます。
希望すれば皮のみの提供も可能、また残ったお肉は別の料理にも調理してもらえます。
丸々としたダックはスタッフによって目の前で素早くさばかれ
あっという間にお皿に盛られテーブルへ。
「餅」と呼ばれる小麦粉の皮の上に乗せ、甜麺醤をたっぷりと塗り
太目に切られたネギとキュウリと一緒にくるりと巻いてがぶり!
ジューシーな肉汁の旨味と甜麺醤の甘さ、そしてネギとキュウリの爽やかな食感がたまりません。
北京ダックの他にも、メニューには名物北京料理がずらり。
「砂鍋雞煲翅」(ふかひれと鶏のスープ)、「炒牛肉絲青椒」(チンジャオロースー)
「宮爆大蝦」(エビのスイートチリソース炒め)等おすすめはたくさんありますが
中でもおすすめしたいのが「賽螃蟹」(卵白と白身魚の炒めもの)。
料理名には「蟹」という文字が入っていますが
料理の中に蟹は入っていないという不思議な料理です。
実はこれ、清朝の皇太后・西太后が、新鮮な蟹の穫れない北京でも蟹料理が食べたいと
お抱えの料理人に作らせたものと言われています。
日本ではなかなか味わえない料理なのでぜひ試してみてください。
常にたくさんのお客さんでにぎわうお店なので、前もって予約されることをおすすめします。
日本語を話せるスタッフはあまり見かけませんが(英語はOK)
メニューには日本語が表記されていてわかりやすいです。
また料理のほとんどは大・中・小とサイズが分けられているため少人数での訪問にもぴったり。
店内はいつもとてもにぎやか!香港らしい活気溢れる雰囲気を十分に味わえるレストランです。
-
ジャンルその他中華料理
-
エリア尖沙咀
-
住所
-
電話番号+852-2366-4012
-
営業時間12:00-15:00、18:00-23:00
-
定休日旧正月3日間
-
予算ランチ 150香港ドル~、ディナー 平均予算 300香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。