尖沙咀D2出口から徒歩1分、若者に人気のショッピングモールK11のすぐ近くにあるローカル麺屋、雞記潮州麵食(ガイゲイチウジャオミンセッ)。
ガイドブックの麺特集ページに頻繁に掲載されている人気店です。
店名からだと鶏だしのスープや鶏肉入りの麺を想像してしまうかもしれませんが、
実はこちらは自家製のいかや魚のすり身をトッピングした麺がお得意のお店。
では、なぜ鶏記という名前なのかというと、「鶏」という漢字は中国潮州地方で毎日使うお碗を意味していて、
みんなが毎日でも食べたくなるような親しみやすい麺を提供したいという思いからきているそう。
ローカル麺のお店にしては広々とした空間の取り方をしているので12時から14時のランチタイムをのぞけば意外とゆっくりできます。
お客さんは地元の人が中心ですが、観光客も多いため店員さんも多少英語がわかります。
メニューは写真付き、また日本語の表記もあるので、初めての方にもとてもわかりやすくなっています。
海外旅行で食事は楽しみだけれど、メニューを見るだけで疲れちゃうという方も多いと思うのでこれは嬉しいポイント。
おすすめは、生煎墨魚餅(サンジンマッユーベン 38ドル)。
いかのすり身を揚げたもので、さつま揚げのような感じなのですが、表面はカリッとしていて中はプリプリと弾力のある歯ごたえでおいしい!
昔食べたことがあるようなどこか懐かしい味で、日本人なら誰もが好きな味だと思います。
炸紫菜墨魚丸黒豉油王撈麺(ザッジーチョイ マッユーユン ハッシーヤオ ロウミン 38ドル)は、
海苔とシャキシャキのクワイが練りこんである揚げいか団子がトッピングされた汁なし麺。
コシのある幅広麺と特製の黒豉油がよくからんでハマりそうなお味。揚げたてアツアツ香ばしいいか団子との相性も抜群です!
ガイドブックに必ずと言っていいほど載っている紫菜墨魚丸麺(ジーチョイ マッユーユンミン 38ドル)は、
秘伝の魚介スープがおすすめらしいのですが、ちょっとぼんやりした味で個人的にはあまり好みではありませんでした。
また、いか団子は揚げているほうが、香ばしさがアップしてずっとおいしいので、
紫菜墨魚丸(ジーチョイ マッユーユン)ではなく、炸紫菜墨魚丸(ザッジーチョイ マッユーユン)のほうが断然おすすめです。
(『炸』(ザッ)という漢字には、揚げるという意味があります。)
営業時間は朝7時から深夜0時まで。尖沙咀でパパッと麺が食べたいときにぜひ!
ランチタイムは混雑しますが、回転が早いのですぐに入れます。
Kai Kee Noodle 雞記潮州麵食 ガイゲイチウジャオミンセッ
ERI
(香港在住グルメブロガー/フリーランス日本語教師)
自家製いかのすり身揚げが美味!日本語メニューもあって気軽に利用できる潮州麺屋さん
- 投稿日2017/02/10
2017/01訪問
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ジャンルその他中華料理
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エリア尖沙咀
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住所
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電話番号+852-2301-2099
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営業時間[月-土]7:00-25:00、[日・祝日]7:00-24:00
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定休日無休
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予算~70香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。