香港の冬の定番、煲仔飯(ボウジャイファン)。
煲仔飯とは簡単に言えば『香港版釜飯』のことで、寒い季節に大人気の食べ物。
街のあちらこちらで食べることができるのですが、その中でも超有名店が油麻地(ヤーマーテイ)の四季煲仔飯(セイグヮイボウジャイファン)。
油麻地駅のC出口から徒歩1分という好立地でアクセスも便利。
冬場は、平日でもかなり行列ができるお店で、場合によっては1時間ほど待つこともあるので、18時のオープンと同時に駆け込むのがベストです。
煲仔飯はオーダーが入ってから土鍋で炊いて作られるので、できあがりまで通常20〜30分ほどかかります。
待っている間にぜひ食べていただきたいのが、店の入り口で手際よくおばちゃんが揚げている鴨蛋蠔餅(アムダンホウベン(大) 80ドル)。
鴨蛋蠔餅は牡蠣入りの揚げオムレツ。卵の風味たっぷりのかき揚げといったほうがイメージがつきやすいかもしれません。
揚げたてはサックサククリスピー、卵がふわっふわで絶品。チリソースをちょこっとつけていただくとさらにおいしさが増します。
そして、鴨蛋蠔餅のおいしさに酔いしれていると、お待ちかねの煲仔飯が登場!できたてあつあつに特製醤油をかけていただきます!!
醤油をかけると温かいご飯の蒸気とともに嗅覚を激しく刺激する香ばしい香りが立ちのぼり食欲はマックスに!!
煲仔飯は具材の種類が豊富に揃っていて、何を食べるか迷ってしまうのですが、おすすめをいくつかご紹介。
梅菜滑雞飯 (ムイチョイワッガイファン 53ドル)は、梅菜という高菜のような漬物に生姜と鶏肉のハーモニーが最高。
北菇滑雞飯(バッグーワッガイファン 53ドル) は、私の一番お気に入り。ふわっと香るしいたけと鶏肉、シンプルだけど間違いのない美味しさです。
男性に人気なのは、牛肉飯 (アオヨッファン 49ドル)。 ボリューム満点の牛肉煲仔飯には生卵がついてくるので、
自分で割りいれたら蓋を閉めて少々待って、半熟とろとろ~を召し上がれ!
炭で炊かれたごはんはやっぱり格別。おこげも超美味でたまりません。
地元客に混ざって香港ならではの冬の風物詩を手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
Four Seasons Pot Rice 四季煲仔飯 セイグヮイボウジャイファン
ERI
(香港在住グルメブロガー/フリーランス日本語教師)
地元っ子に大人気!行列覚悟の冬の風物詩、煲仔飯!
- 投稿日2017/02/10
2016/12訪問
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ジャンルその他中華料理
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エリア佐敦
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住所
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営業時間17:00頃-25:00(異なる場合あり)
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定休日無休
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予算~70香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。