湾仔の老舗の香港式カレー屋さん、新景園咖喱小廚(サンゲンユンガーレイシウチュウ)。
11時のオープンとほぼ同時に満席になるほど地元の人に人気があり、常に行列が耐えない店で、昼夜問わず相席は必至です。
店内は、2名用のテーブルと、4人〜6人程度座れる丸テーブルが所狭しと並べられ、壁には看板メニューが紹介されています。
ローカル店ですが、シンプルで清潔感あり、観光客の方でも安心して利用できるお店。
大半の客の目当てはカレーですが、そのほか茶餐廳でおなじみのメニューも提供。
牛肉ともやし、ニラなどの野菜と幅広のライスヌードルを炒めた乾炒牛河(ゴンチャオアオホー 72ドル)や、カレーパウダー、醤油、胡椒で炒められた星州炒米(シンジャオチャオマイ 82ドル)、具沢山の五目チャーハン、楊州炒飯(ヨンジャオチャオファン 72ドル)、香港式オムライス滑蛋牛肉飯(ワッダンアオヨッファン 72ドル)など種類も豊富。
カレーは、海鮮、牛肉、牛バラ、チキンカツなど、10種類あるのですが、一番人気はポークチョップカレー、咖喱豬扒飯(ガーレイジューパーファン76ドル)。
カツ類は、作り置きせず、オーダーごとに揚げているので、ちょっと時間がかかるのですが、揚げたてのためならいくらでも待てちゃいます。
テーブルに運ばれてきた瞬間、食欲を刺激するスパイスの香り。絶品であることが完全に約束されている複雑な香りに食べる前からすでに悶絶。
カレーの具は、じゃがいもがひとつ入っているのみ。この潔さ好きです。
薄い衣のポークチョップは、揚げたてでサックサクできめが細かく柔らかな肉質。
別皿でサーブされたさらさらのスープカレーをポークチョップとご飯にかけていただけば、口いっぱいになんとも言えない旨味が広がります。
カレーはクリーミーでまろやかなのだけど、スパイスが後から追いかけてくる。心地よい辛さがたまりません。
また、自分でカレーをかけながらいただくので、ポークチョップは最後までサクサク食感のまま。
ローカルにしてはちょっと値段が高めなのですが、それでも食べる価値あり。
納得の美味しさです。カレー好きさんはぜひ一度試していただきたい。
アクセスは湾仔駅A3出口を出たら正面のトラムが通っている大通り荘士敦道(ジョンシーダンドウ)を渡り、右方向に進み春園街(チョンユンガイ)を左折すると左側にあります。駅から徒歩2分。
クレジットカード不可、アルコール無。
Sun King Yuen Curry Restaurant 新景園咖喱小廚 サンゲンユンガーレイシウチュウ
ERI
(香港在住グルメブロガー/フリーランス日本語教師)
ボリューム満点!やみつきになるほど美味しい老舗のポークチョップカレー
- 投稿日2017/07/31
2017/05訪問
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ジャンルカレー
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エリア湾仔
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住所
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電話番号+852-2574-9172
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営業時間[月-土]11:00-15:00(ラストオーダー14:30)、17:30-21:00(ラストオーダー20:30)
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定休日日曜日
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予算50~100香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。