Boat Noodle 泰麵膳タ タイミンシン　ボートヌードル

今年7月、尖沙咀にオープンした話題のタイ料理屋、泰麵膳（タイミンシン）Boat Noodle。
シェフは、上環の人気タイレストランChachawan出身で、SamsenのオーナーシェフAdamの元で働いていた経歴の持ち主とのこと。
本場さながらのタイ料理がいただけそう♪と食べる前から期待が高まります。

メニュー構成はいたってシンプル。看板メニューであるボートヌードルを筆頭に、ピンク色のスープが特徴のイェンタフォーやトムヤムヌードルなど
シェフ自慢の麺類を提供。イエローヌードル、タイライスヌードル、ビーフン、フォーの４種類から好みの麺を選ぶ形になっています。
また、ポークネックやサテー、タイ風フライドチキン、鶏皮の唐揚げなど、みんなでわいわいつまみたいスナック類は、
25ドル〜36ドルととってもリーズナブルな値段設定なのに、まるでタイへ旅行したかのような気分に浸れる本格派。

Beef Boat Noodle（58ドル）は豚の血や、シナモン、八角などのスパイスをふんだんに使い、手間暇かけて作ったスープが、コクがあって奥深い味わい。
Tom Yum Noodle（52ドル）は、その名の通りみんな大好きなトムヤムスープに麺を入れたもの。華やかでフレッシュなレモングラスとコブミカンの
葉の香りに独特の酸味と辛味、複雑なスパイスが効いていておいしい。

サイドメニューは、店員さんに伺って人気だという２品をオーダー。
しっかりマリネされて作られたことがうかがえるGrilled Pork Neck Meat（36ドル）は、香ばしくてジューシーで絶品!!
ポークネックに目がないので、いろいろなところでオーダーするのですが、どうしても臭みがあったり、タレが好みじゃなかったりと
なかなか好みのものに出会えないのですが、ここのポークネックはかなり美味しい！　そして36ドルとは、驚き以外の何物でもありません。
とにかくこのつけダレのタマリンドとナンプラー、唐辛子パウダーの甘さと辛さのバランスが絶妙！マストオーダーです。
またDeep Fried Shrimp Eggは、ムチっプリッとした食感がおいしい海老のすり身揚げ。けっこう大きめでボリューミーがあるのに30ドル。
物価の高い香港で価格に挑戦しています(笑)

タイ料理屋のメッカである九龍城でもこんなリーズナブルには食べられないのに、アクセス抜群で、おしゃれで、清潔感あり。
ゆっくり食事を楽しむというよりも、麵をつるつるーってすすってサクッと帰るようなお店ですが、
11時半から23時まで通しでオープンしているので、ランチタイムを逃してしまった時などにも使い勝手のいいお店。
アクセスは尖沙咀駅のN2出口から徒歩2分ほど。平日の13時から14時は混雑するのでちょっと外すのがベターです。

現金のみ／アルコールなし（2017年9月現在リカーライセンス申請中。2017年11月頃提供予定）