中国銀行タワーは、金融街であるセントラル地区に位置する超高層ビルで1989年に完成しました。70階建て367.4mの高さを誇り、完成当時はアジアで最も高いビルとして注目を集めました。
設計を手がけたのはルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計したことで知られる建築家、貝 聿銘(イオ ミンペイ)氏。
いくつもの三角形が連なったような幾何学的なモチーフは、遠くからでも人々の目を惹きつけるインパクトのあるデザインで、今では、香港の街並みを象徴するビルとなりました。また、2019年には世界の建築専門家が選んだ「過去50年で最も影響力のある高層ビルのデザイン」にも選出されています。
香港は、古くから道教の陰陽五行思想に基づき、陰陽、方角、色、地勢などによって、幸運を招き運気を上げる風水を生活に取り入れ、重んじているため、建築物を建てる際にも、風水は重要なものだと考えられているのですが、中国銀行タワーにも企業の繁栄を祈った風水がふんだんに取り入れられているそうです。
全面ガラス張りになっている壁面は、美しいデザインのみならず、邪気や不運を跳ね返すという意味がこめられているんだとか。
また、この土地一帯は、幸運の使者である「龍」が走る吉相の土地「龍脈」で、大変運気の強い土地としても有名。
幸運がもたらされると評判の風水スポット。セントラルを訪れた際には近くから見上げてみてください。
アクセスは中環駅J2出口から徒歩約2分です。
Bank of China Tower 中国銀行タワー
香港を代表する風水スポット! デザインが美しい高層ビル
- 投稿日2020/04/28
2020/01訪問
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ジャンルその他の観光地
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エリアセントラル
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住所
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アクセスMTR港島線・荃湾線 中環駅J2出口から徒歩約5分
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定休日日曜日
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公式サイト
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